ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 Day1(8/2)に参加してきた
ひっさびさ!約4ヶ月振りの個人ブログ更新です。
毎年真夏のこの時期に茨城県ひたちなか市で開催される大規模野外フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』。今回は15回目を数える訳なのですが、私個人的にはこのイベントは参加した事は無く、関連雑誌のレポートを見ては『あ〜、いつかは行って観たいな〜。でも暑そうだし大変そう』と思うに留まっておりました。
そこで今回、思い切って参戦する方向に。チケットも前半戦2日分をゲットし、諸々準備をしつつこの日初日分に参戦して来ました。以下はその顛末や各種メモ等を、今後の参戦の為につらつらと書き連ねております。
前日: 2014/08/01(金)
当初、可能ならば朝イチから参戦しようと思っていたので、それであれば『前日入りした方が良い』とのアドバイスから金曜夜、土曜夜の宿泊宿を予約。
...しようと思ったのですが、宿確保に動いたのが開催の1ヶ月半程前。この時になって思い知ったのですが、会場付近の宿はどこも予約満杯状態。段々とひたちなかから遠くなっていく候補地。まさかここまで周辺地宿泊施設が予約出来ないとは思っていませんでした。高速ICからの交通の便の良さ等から考慮して今回はつくばにベースキャンプを貼ることに。
都内は毎度のように渋滞が激しく、行きは都合3〜4時間程掛かってしまいました。この日は寛ぎの時間もそこそこに就寝。
当日: 2014/08/02(土)
朝8時頃には起床。『朝イチから参戦するのであれば8時台の開場から狙って行った方が良い』との事でしたが、今回は開始時間に観たい!と思えるアーティストがそこまでいなかったのでゆっくり昼頃に到着し、初っ端PUFFYでも観られれば良いかな〜と思っておりました。
道中、ガソリン補給と補給水分調達を行った関係上、若干時間が遅れる形に。慣れない地理だとコンビニ探すのも大変ですね。『クーラーボックスは持参して行った方が良い』との事だったのでスポーツドリンク系をメインにペットボトルを数本、そして『氷』を1kg分程買って併せてクーラーボックスにIN。
12:30頃、会場到着。
駐車場に到着時点で、すでにPUFFYは演奏を始めておりました。なので彼女等の観戦は断念。つーかこの時点で照りつける太陽の日差しの強さよ...(; *_*) すでに割とグロッキー状態に。普段は滅多に使わないのですが、1日中炎天下で過ごすとなると日焼けは必至であり、この点を踏まえつつ『日焼け止め対策はしておいた方が良い』とのアドバイスに従い、日焼け止めクリーム(FPS50++)を購入、塗り塗り。
駐車場は割と近めだったのですが、(南駐車場ってとこ)イベント開始時は各種規制を行っていた事があり、駐車場から正面入り口へ行くのにも10分程掛かる形に。
会場に入るとLAKE STAGEでちょうどサンボマスターがライブしてました!ステージは遙か前方、壁などもあり彼らの姿は見えませんでしたが、観客の数の多さに早速圧倒されてしまいました。
LAKE STAGEから右へ右へ移動、GRASS STAGEを目指して行きます。今回は事前にオススメスイーツや食事についても情報をピックアップしていたんですが、暑さと疲労でそれどこではありませんでした...これは悔やまれる所。次回以降参戦の折にはこの辺りの飲食イベントも予定に盛り込める余裕を持ちたいところです。
しかし暑さは厳しさを増して来ます。参戦記念にイベントTシャツを購入後、ひとまず腰を据えてここまでの疲労回復に努めます。持参した水分もしこたま摂取。
GRASS STAGE: RIP SLYME
今回1日目のタイムテーブルについては、GRASS STAGEにお目当てアーティストが集中していたので基本はこのステージ近辺でうろついてました。RIP SLYMEのライブには時間的には間に合ってはいたのですが、ちょうど陽射しもいっちばん暑くなる頃。GRASS STAGE後ろにちょうど良い休憩所があり、ここからでもステージの巨大ビジョンは見えたのでそのポジションで聴くことに。音量・音質共に申し分無い感じでしたし、その距離感でも十分に堪能出来ました。
セットリスト:
1.雑念エンタテインメント 2.UNDER THE SUN 3.熱帯夜 4.SLY 5.HOTTER THAN JULY 6.Super Shooter 7.AH! YEAH! 8.楽園ベイベー 9.GOOD TIMES 10.太陽とビキニ 11.Good Day 12.JOINT
GRASS STAGE: Dragon Ash
お次はDragon Ash。本日観戦したかったアーティストの中の1つです。このタイミングからスタンディングゾーンの後ろ、寝そべる事も出来るポジションに拠点を移動。生で目視確認するんであればもっと攻めて行く(前に行く)必要がありますが、個人的には全然この辺りでオッケー。
以下写真はRIP SLYMEセッション終了後、Dragon Ash開始前の状況。
そしてセトリはこんな感じ。
1.陽はまたのぼりくりかえす 2.The Show Must Go On 3.百合の咲く場所で 4.Still Goin' On 5.Lily 6.Fantasista 7.Blow Your Mind 8.Run to the Sun 9.The Live feat.KenKen 10.CALLIN' 11.Curtain Call
個人的に聴きたかった曲その1:Fantasitaが生で聴けたのは嬉しい点。個人的に聴きたかった曲その2:Deep Impactについては過去何度か演ってるものの、ラッパ我リヤが来ない事には始まらない曲だし、まぁこの為だけに来るのもアレだしな〜というところでしょうか。いつかどこかでこの曲を生で聴きたいと思ってるのですが、やはりこれはワンマンライブに参戦しに行くべきでしょうかね?
GRASS STAGE: マキシマム ザ ホルモン
この辺りの時間になってくると(15〜16時)、陽射しも和らぎ、また風も良い感じでそよいで来始め、草原でくつろげる素晴らしさを実感出来てきます(それまでは暑さでそれどこじゃ無かった...^^;)
これだけの豪華メンツ・臨場感・高音質で、(やろうと思えば)めっちゃ寛いだ形でLIVEを堪能出来る...これは実際に参加参戦してみないと分からない感覚ですね。
そしてここまでの暑さにやられていた事もあり、クーラーボックスを枕に思い切って横に寝そべってみましたがこれがまた格別の気持ち良さ。来る途中に買って入れておいた氷も何だかんだで夕方近くまで持ってくれたし、クーラーボックスはまじで助かるツールとなりました。
Dragon Ashの次はマキシマム ザ ホルモン。GRASS STAGE 最終セッションのKICK THA CAN CREWが最優先項目だったので基本的には立ち位置変わらず。ホルモンについては『所見で彼等に関する知識も無いけど(以前タモリ倶楽部にゲスト参加していた程度のコンタクト度合いでしたが、MCがま〜面白い面白い(笑) MCが時間的に長目である&隙あらばネタをぶっこんで来る姿勢が個人的にはツボにハマりました。
ライブでの言動やフリについては全く把握してなかったんですが、調べると色々あったのですね。つーか動画もちゃんと用意されているとは(笑)
観客は終始ノリノリ、MCも大変笑わせてもらい、マキシマムザホルモンは 予想外の収穫セッションでした。
セットリスト:
1.シミ 2.便所サンダルダンス 3.maximum the hormone 4.鬱くしきOP〜月の爆撃機〜 5.鬱くしき人々のうた 6.アンビリーバボー!〜スヲミンツ ホケレイロ ミフエホ〜 7.ぶっ生き返す 8.my girl 9.メス豚のケツにビンタ(キックも) 10.恋のスペルマ
GRASS STAGE: KICK THA CAN CREW
そしてこの日一番のお目当て、KICK THA CAN CREW。
時折KREVAのセッションにゲスト参加という形でMCU/LITTLEが登場しKICK時代の曲を数曲演る、というのはこれまでにも数回あったものの、グループ名義での登場は活動休止以来?10年ぶりでは無かろうかと。
セットリスト。KREVAがMCで『皆が知っている曲を演る』と宣言した通り、ほぼ有名な曲ばかり。最初のMCでPerfumeばりの自己紹介をしたり、アンコール1曲目にダウンジャケットを着て登場するなど、ネタ的な要素も良い感じに散りばめつつのパフォーマンスで大満足でした。いやでも、これらの曲って大体10年以上前の曲なのに、インパクトは全然衰えて無いな。
1.マルシェ 2.地球ブルース〜337〜 3.スーパーオリジナル 4.カンケリ01 5.GOOD TIME! 6.ユートピア 7.sayonara sayonara 8.イツナロウバ 9.アンバランス EN01.クリスマス・イブRap EN02.タカオニ
これを以って『復活!』と見る人も居るかと思うけど、特にその辺りに関する言及は無かった模様。KICKとしての活動がまた始まるのならばそれはそれで嬉しいけど、まぁこんな感じで時々集まって演ってくれるだけでファンとしてはありがたい気もする。結成XX年目の節目の年にやるとか。
参戦後
会場へは駐車場チケットで来ていたのでそのまま高速使ってつくばまで戻る形でしたが、上記にあるように最終セッションまで居た為にガッツリ撤収時調整にぶつかり、結構な時間待たされる形に。都合30分位、駐車場出るのに掛かったかな?
駐車場出てからは1時間程でつくばに到着。結構水分は取っていたつもりでしたが、帰宅後ほんのり脱水症状の気配が。水分を取ったので問題は特にありませんでしたが、イベント参戦中は気分が悪くなって敷地内の救急センターにお世話になる方も多かったようなので、このあたり水分補給・休息取得は
本当は2日目の8/3もチケットは確保してあったのですが、初日での満足感&初日での疲労感、また2日目のセッション内容と翌日仕事って事を考え、2日目は参戦せず帰宅という形を取る事にしました。つくばから1時間半程で横浜に戻る事が出来、今このブログを横浜タネマキで書いています(笑)
振り返り
今回の参戦に際してやっといて良かった点、やっときゃ良かった点、次回への教訓等を思いつく限りで書き連ねてみる。次回参戦の際の参考として。
- 水分必至。多過ぎる位の摂取で良いと思う。
- 日焼け止め必須。塗りまくる。
- ビニールシート必須。何かと使える。
- クーラーボックス(&氷)必須。サイズは参加人数によりけりだが、氷と併せて入れておく事で5〜6時間程は冷たさ長持ちするのでは無いでしょうか。
- 今回は初日参戦のみで切り上げたが、連日参戦の場合のスケジューリングをどうするか。『無理しない』ベースで時間の余裕を持たせた形にするのが良さそうだ。
- 宿泊施設の近さ重要。とても重要。今度はひとまず開催日時が決まった時点で宿を抑えたいと思う。
- ひたちなか近辺に宿を取れたのであれば、車でひたちなかへ、車は宿へ停め、電車で会場入りが一番スムーズなのかも知れない。駐車場チケット取れれば車で会場入りも可能だが後述の理由により若干足止めを食らう可能性も。
- シャトルバスも近隣・または関東各地へのバスが結構な量で手配されており。使い方によっては便利かも。ただトイレは事前に済ませておかねばならないし、あまり自由も効かない。会場出発の際にも(イベント最終セッション時間帯まで居た場合、)結構な時間、調整で足止めを食らうような気はする。
- 参加チケットの購入について、今回は計4日間、2週間にまたがって行われる予定(8/2,3,9,10)の為、8/10に行われるRHYMESTERの参戦は見送った形となった(つーか8/2,3にHIPHOP勢が集中すると思ってたので予想が外れた)が、次回も同じように3〜4日の長きに亘って開催されるならば、チケットの取り方も思案する必要があるかも知れない。仮に4日間取ったとした場合の宿泊スケジュールはどうするか。ま、でも4日間取っといた方が良いかな〜。
- イベントの前日に前泊 or イベント当日に宿泊は抑えておいた方が無難。若干夜遅目であれば高速も空いてそうなので、当日の参戦時体力消費度合いと翌日のスケジュール(仕事等がある場合)を考慮し、前泊〜当日参戦〜参戦後は直帰、でもアリか。高速が空いてれば、ひたちなかの会場から2〜3時間もあれば十分横浜方面までは来れそう(都内なら1時間半程か)
- イベント最終セッションまで居た場合、帰りの車&バスの出庫調整で間違いなく待たされる。最終セッション参加した場合の『見切り撤収』タイミングをどうするかは悩みどころ。
- オペラグラスを持って来忘れた。まぁあの会場なら大きなモニタもあるし無くてもそこまで困らないかもだけど。
- 休憩出来る場所の位置把握。割と日陰は少ないような気がする(単に自分が見つけられなかっただけか)
- 充電スペースもあるらしいがあまり期待は出来ない。外付けバッテリー的なものは持っていった方が良い。(実際自分もHyperJuice2は持参した)
- 会場の場所にもよるが、日が暮れると足元はガッツリ暗くなる。シートを敷いたりものを拡げていた場合は日が暮れる前に整理片付けをしておくか、ライトや懐中電灯等を予め用意しておくと良いかも知れない。
- 若干出遅れた部分も影響し、会場内での(出店での)飲食が全く出来なかった。大概の店で行列を成しており、若干並ぶのに心が折れた(笑)感もあったが、次回は何か食べる余裕を持ちたい。
茨城県ひたちなか市という場所の(若干の)遠さ、"真夏の野外フェス"という環境から参加に二の足を踏んでいた当イベントですが、今回初めて行ってみて『こりゃ楽しい!』と感じました。行って大正解でしたね。
一方で、『真夏の野外フェス』の苛酷さも十分過ぎる程感じた次第です。イベント開催前/開催期間中現地での活動/イベント参戦後と、無理の無いスケジューリング、各種対策がとても重要である事を楽しさ以上に実感しました。
また今回、当イベント参戦に際しての様々なアドバイスを、過去このイベントに参戦経験があり、フェスの注意点やポイントを熟知されている会社同僚のtakipone (TwitterID:@takipone)さんから頂きました。野外フェス自体今回が初めての参戦であり、勝手が分からない部分も多々あった中、彼のアドバイスは非常に役に立ち、またとても助かりました。(※当エントリ内で言及してる注意点や内容はほぼそうです。)
@takiponeさん、ありがとうございました!