Yokohama.groovy #8 を開催してきた #yokohamagroovy


(写真:横浜VIBRE)


今回で第8回目を数えるYokohama.groovy。『プログラミングGroovy』をテーマとしたシリーズももうそろそろ、ゴールが見えて参りました。

最近の傾向通り、開始時間(20:00)に遅れての合流(20:30)。

そして今回の開催場所は従来の横浜タネマキでは無く、株式会社アットウェア@横浜。アジャイルサムライ読書会 横浜道場で御馴染みの会場ですが、今回は参加メンバー間の調整も相俟って、こちらの場所(会議室)をお借りしての開催となりました。場所をお貸し頂き、ありがとうございました!

本編となる写経・読解は『4.1. Groovy API』のデータベース処理から。以下、ざっくり話題に挙がったトピックなどを。


Grape、上手く実行出来なかった

書籍ではGrapeを使ってDerbyのJDBCドライバを入手→SQL絡みの処理を諸々実行するというコードとなっており、参加者もそのコードを事前写経or当日写経していたのですが、何故か実行しても上手く行かない(実行エラー)となるケースが大半。結局何が原因かは分からず、普通にJDBCドライバをダウンロードして実施する等して対応しましたが、肝心の(Grapeの)出番なのにそこで出来なくてどうする?wといった感じではありました。

ん〜何が悪かったんだろう?

Groovy SQL、出番はどの辺に?

上記問題の後は各自普通にSQLサンプルコードを実施する等していたのですが、この会で割りとテーマに挙がるのが『じゃ、この技術はどういう局面で使う時が来るのか/有効なのか』といった部分。

Groovy SQLについても同じように話が及んだのですが、記載されているような"素の"SQL記述だとイマイチありがたみというか、便利さが享受出来なかったんですよね。Insert文等もコードをポチポチ書くのが面倒だ!という声多し。


Groovy SQLに関するめぼしいページを以下にピックアップ。


API

Groovy SQLとかDBとか:

GroovyとO/Rマッパー:

GORM(Grails Object Relational Mapping)

Groovy SQLの使い道の話から『何か便利そうなライブラリは無いものか』となり、話は転がってGORMの話題に。


GORMについては以下のリンク辺りをご参照ください。


調べていくと『GORM単独で使えるらしいぞ』というWeb記事もあったので俄かに沸き立ったのですが…記事自体は結構古め、最近のに絞るとそんなに無さげ?

突き詰めていくと『ライブラリ使う位ならGrails使いなよ』という事になるんでしょうけど、Groovy単体でももう少しSQLが簡潔に使えるライブラリ等があれば良いのにね〜、という話にはなりました。でもそれならGroovy経由でJPAなりHibernateなりを使えば良いんじゃない?という声も。



その他、同じ会場で下記イベント打合せを行っていたスタッフ業な方々に受け入れてストに纏わる個人的な疑問をちょろっと聞いてみたり出来たのも収穫ではありました。

下記のイベントは11/22(木)20:00〜22:00開催予定ですので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

次回以降の予定

終盤には、年内のざっくりした予定等について

書籍『プログラミングGroovy』については、ひとまず年内の以下の予定回(2回)を以ってシリーズ完了となる予定です。

  • 次回(第9回:2012/11/27(火) 20:00〜22:00, at 横浜タネマキ)
  • 次々回(第10回:2012/12/11の週もしくは2012/12/18の週。12/18の週が濃厚 at 横浜タネマキ)
    • 対象範囲:第9回終了時のところから【5.3 AST変換】を含む第5章の残り


2013年年明け以降についても何らかの題材で会を進めていく方向ではありますが、現状まだ何をやるかは決まってません。年末に向けて参加メンバー間で案を出し合い、取り掛かれそうなものから随時やって行くような流れになると思われます。

人数も現行3〜4人程度/回での開催ですし、もう少し規模を大きくしても良いかなとも思いますし、新たにGroovyやG*周りで興味深そうなテーマについて特別編等を催してみるのも良いかも知れないですね。その辺り予定が決まりましたらまた告知等を行いたいと思います。