hbstudy #33 (Mercurialハンズオン) に参加してきた #hbstudy


(写真:今回の勉強会で用いられた『ハンズオン資料』+持参したMercurial書籍。書籍著者であるFUJIWARA Katsunori(TwitterID:@flyingfoozy)さんお手製の携帯用Mercurialチートシートも!)


先日のSCMBC in Nagoya参戦以来、Mercurial派になりつつある今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。SCMBC in Nagoyaに於いては、Mercurialの各種操作を駆け足で触れた程度で終わってしまい、改めて各種コマンドについて理解を深めつつ習熟させて行きたいという思いがあったので、これは良い機会!と思い参加してきました。


開催会場はハロー貸会議室 新宿@新宿。新宿駅から程なく近い場所にあり、交通の便としては非常に良い場所にある会場でした。イベントページの地図情報で混乱した部分があり、若干遅刻して到着。

Mercurial 入門

SCMBCでMercurialサポートスタッフも努められていた@troterさんによる入門セッション解説。

(分散)バージョン管理の概要からMercurialの基礎、頻出コマンドや用語についての解説など。全編通して分かり易い資料となってはいるのですが、特に後半のMercurial基礎の部分については丁寧に纏められており、Mercurial実践のはじめの一歩として読むには絶好の資料なのではないでしょうか。参考となっている各種Web資料についても別途こちらからリンク。

入門Mercurial Linux/Windows対応

入門Mercurial Linux/Windows対応

また、このタイミングで書籍『入門Mercurial Linux/Windows対応』の著者、藤原克則さん((TwitterID:@flyingfoozy)さんからお手製のこんなツールが参加者全員に配布!

『最小コマンド TortoiseHg対応表』&『履歴操作/連携作業のMercurial 最小6+1語』の簡易携帯版リファレンスです。これは嬉しいサプライズでした。書籍と併せて、Mercurial関連のイベントには必携のアイテムになりそうな予感。藤原さん、ありがとうございました!

Mercurial ハンズオン

ハンズオンに関しては、基本個人戦。@troterさんの進行&ハンズオン資料に従い、各自で作業を進め、都度分からない部分、詰まった部分があれば@troterさんやサポートスタッフの方々に随時聞いて進めて行く、という形でハンズオンが進んで行きました。

尚、ハンズオンについては以下のサポートスタッフ及び主催者の方々に助けて頂きました。皆様ありがとうございました!

進めた内容については以下のようなもの。(スライド資料から目次的に抜粋) 課題はSCMBC同様、『Mercurialチートシートの作成』です。

-課題ダウンロード
-インストール確認
-初期設定

-ハンズオン第一部
--hg clone
--履歴操作に関する諸操作
---hg tip
---hg parents
---hg summary
---hg log
---hg glog
---hg update
--新しいリポジトリの作成
--ファイルのコミット
---hg status
---hg add
---hg commit
--rollbackとrevertを体験
---hg rollback
---hg revert
--マルチプルヘッドを作ろう
--履歴をマージしよう(3つ編)
---hg heads
---hg merge
--マージツールのトラブル
---hg up
--履歴をマージしよう(2つ編)
--mergeの実行を取り消す

-ハンズオン第二部
--サーバを起動しよう
---hg serve
--サーバからクローン
--localhostの変更をpull
--リポジトリサーバを作成
--リポジトリサーバを起動
--localhostとremotehostでpush合戦
--localhostとremotehostでコンフリクト
--コンフリクトマーカー
--コンフリクトの解決

-ハンズオン第三部
--用語集の充実

-ハンズオンでは扱わなかった事

ハンズオンセッションに関連した資料は以下の通り。

また、Mercurialのドキュメント日本語化についてもイベントの流れで情報を知る事が出来たので別エントリとしてUPしました。(Mac OS X 10.7.3 / Mercurial 2.1.2 / homebrewを利用)




時間と進行の都合上、第二部に差し掛かったところでタイムアップ。個人的にはもう少し時間的余裕があればもっと理解を深め、スキルを高めて行ける事が出来たのに〜と惜しみつつな感じでした。ただこちらの資料も入門セッション同様、とても分かり易く解説・構成されていますので、個人ベースでも十分進められる内容になっていると思います。Mercurialを使い始めたという方でこのイベントに興味を持たれた方がいましたら、チャレンジしてみては如何でしょうか。自分も振り返りつつ、改めて課題に着手してみようと思います。


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