Ubuntu10.10 自宅サーバ構築手順:分散バージョン管理環境(Mercurial)インストール
Git on Windows7の環境構築がいまいちスムーズに行かない(主に文字化けの件)ので、今後の事(恐らくはWindowsPCをメインマシンとする開発環境で進める)を考えてWindows/Linux双方で作業が進め易そうなMercurialにも手を伸ばしてみる事に。
- 作者: 藤原克則
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2009/01/20
- メディア: 単行本
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インストール
- いつものようにapt-getコマンド一発で。
absj31@absj31-MyHomeServer:~$ sudo apt-get install -y mercurial [sudo] password for absj31: パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません: libswing-layout-java javahelp2 linux-headers-2.6.35-22 linux-headers-2.6.35-22-generic libfelix-main-java visualvm libfelix-framework-java libnb-platform12-java これらを削除するには 'apt-get autoremove' を利用してください。 以下の特別パッケージがインストールされます: mercurial-common 提案パッケージ: qct vim emacs kdiff3 tkdiff meld xxdiff python-mysqldb python-pygments 以下のパッケージが新たにインストールされます: mercurial mercurial-common アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 0 個、保留: 2 個。 1,373kB のアーカイブを取得する必要があります。 この操作後に追加で 5,444kB のディスク容量が消費されます。 取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ maverick/universe mercurial-common all 1.6.3-1 [1,320kB] 取得:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ maverick/universe mercurial i386 1.6.3-1 [53.2kB] 1,373kB を 0秒 で取得しました (1,777kB/s) 未選択パッケージ mercurial-common を選択しています。 (データベースを読み込んでいます ... 現在 203928 個のファイルとディレクトリがインストールされています。) (.../mercurial-common_1.6.3-1_all.deb から) mercurial-common を展開しています... 未選択パッケージ mercurial を選択しています。 (.../mercurial_1.6.3-1_i386.deb から) mercurial を展開しています... man-db のトリガを処理しています ... mercurial-common (1.6.3-1) を設定しています ... mercurial (1.6.3-1) を設定しています ... Creating config file /etc/mercurial/hgrc.d/hgext.rc with new version python-support のトリガを処理しています ... absj31@absj31-MyHomeServer:~$
インストール確認
- hgコマンドを用いて導入完了を確認。
absj31@absj31-MyHomeServer:~$ hg version Mercurial - 分散構成管理ツール(バージョン 1.6.3) 著作権 (C) 2005-2010 Matt Mackall <mpm@selenic.com> 他 本製品はフリーソフトウェアです。頒布/改変の際はライセンス条項をお読み ください。市場適合性や特定用途への可否を含め、本製品は無保証です。 absj31@absj31-MyHomeServer:~$
absj31@absj31-MyHomeServer:~$ hg -v Mercurial - 分散構成管理ツール(バージョン 1.6.3) 著作権 (C) 2005-2010 Matt Mackall <mpm@selenic.com> 他 本製品はフリーソフトウェアです。頒布/改変の際はライセンス条項をお読み ください。市場適合性や特定用途への可否を含め、本製品は無保証です。 基本コマンド: add: 指定ファイルの追加登録予約 annotate, blame: ファイル行毎のリビジョン情報表示 clone: 既存リポジトリの複製 commit, ci: 指定ファイルないし全ての変更内容のリポジトリへの記録 diff: 作業領域全体(ないし指定ファイル)の差分抽出 export: 1つ以上のリビジョンに対するヘッダおよび変更内容の出力 forget: 次回コミットにおける指定ファイルの登録除外 init: 指定されたディレクトリでの新規リポジトリの作成 log, history: リポジトリ全体ないしファイルの変更履歴の表示 merge: 作業領域の内容と他のリビジョンのマージ pull: 指定リポジトリからの変更履歴の取り込み push: 指定リポジトリへの変更履歴の反映 remove, rm: 次回コミットにおける指定ファイルの登録除外 serve: 独立したウェブサーバの実行開始 status, st: 作業領域のファイル操作状況の表示 summary, sum: 作業領域状態の概要表示 update, up, checkout, co: 作業領域の内容更新(ないしリビジョンの切り替え) グローバルオプション: -R --repository リポジトリ リポジトリのルート位置、ないしバンドルファイルのパス --cwd ディレクトリ 作業領域の変更 -y --noninteractive 問い合わせをせず、確認事項は全て 'yes' とみなす -q --quiet 出力を抑止 -v --verbose 付加的な出力を有効化 --config 設定 [+] オプション設定を指定/上書き(指定形式は 'section.name=value') --debug デバッグ出力を有効化 --debugger デバッガを開始 --encoding 文字コード 文字エンコーディングの設定 (既定値: UTF-8) --encodingmode モード 文字エンコーディングのモード設定 (既定値: strict) --traceback 例外浮揚の際に常にトレースバックを表示 --time コマンド実行の所要時間を計測 --profile コマンド実行のプロファイルを表示 --version バージョン情報を表示して終了 -h --help ヘルプ情報を表示して終了 [+] 印付きのオプションは複数回指定可能です 全コマンドの一覧は "hg help" で表示されます absj31@absj31-MyHomeServer:~$
まぁ、こっちは特に問題無さ気という事で。以降書籍を元にした作業記録へ。