2012年の勉強会を振り返ってみた

去年のようにアワード的なものが予定されている訳ではありませんが、個人的に振り返ってみたいと思います。

2012年はトータル70個の勉強会に参加していました。

2011年は自分でも随分参加してたんだな〜という感じではありましたが、回数的には71回。なにげに2012年も参加していたんですねぇ…(  ̄- ̄)

印象に残った勉強会

Developers Summit 2012(2/16,2/17)

来年2013年で11回目を数えるデブサミも、今年(2012年)が初参加でした。

参加したセッションの内容も興味深い物が多かった一方で、イベントの『Togetterまとめ』を皆さんと協力して作成し(全セッションカバー出来ました!)、Codezineのサイトにも名前を載せて頂いた事も懐かしいですね。

AgileSamurai Dojo Gathering(3/24)

アジャイルサムライ』監訳者の御二方(西村直人さん、角谷信太郎さん)とは下記の『他流試合』で"マスターセンセイの教え"を乞う事が出来ましたが、『AgileSamurai Dojo Gathering』ではなんと原著者のジョナサン氏に会い、お話を聞く事が出来ました。アジャイルな開発、アジャイルに開発して行く部分については自分自身まだまだ研鑽が必要だと思っております。座学・実践共に2013年はサイクルを回してスキルを高めて行きたいところです。

JUnit 強化キャンプ(4/7)

都内の漫画喫茶の一室を使って行われた強化キャンプ。様々なテーマや角度からJUnit/Testingのエッセンスを吸収する事が出来、非常に内容の濃いイベントになりました。

このイベントを経て、主催者である渡辺修司さんの『JUnit実践入門』が刊行され、私も僭越ながら書籍レビューに参加させて頂きました。(^_^ )

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)

書籍を対象とした読書会も年末から年始に掛けて開催され始めているようですし(横浜でも私が関わる形で随時開催予定です)、Java/JUnitを利用する技術者にとって、この動きはしばらく続くのではないでしょうか。

Yokohama.groovy

アジャイルサムライ読書会 横浜道場』の参加者が主となって始まった『Yokohama.groovy』。夏場に始まり、都合10回年内に開催する事が出来ました。(※残念ながら第10回目は都合により参加出来ず)

『横浜の地での開催』『実践・写経を主とした内容を』『主催者・参加者が(運営の)負担を負い過ぎないように』と言った辺りのテーマやポイントを掲げて続けて来たYokohama.groovy、2013年も若干形を変えて引き続き開催して行こうと思っています。GroovyやG*に興味をお持ちの方、いらっしゃいましたらどうぞお気軽に足を運んでみて下さい。参加者一同、歓迎してお待ちしております。

BA/BABOK関連

タケハラさん(@take3000)やマチコ先生(川添真智子氏)を筆頭に超強力布陣で集められたグループの活動に、自分も参加させて頂く事が出来ました。BA(Business Analysis)とアジャイルをコンセプトに掲げたグループ(WHY-WG:Why Working Group)では秋口から本格的に活動を始めています。2013年以降も様々な形で活動を展開して行く事になるかと思います。今後の展開にも要注目!です。

印象に残ったセッション

監訳者講演 "以上だ、諸君!" at Agile Samurai Dojo Gathering

スライドの展開内容、黒一色のスライドの使い方、そして映画『KICK ASS』のくだり。個人的には映画のファンでもあったので、一気に心を揺さぶられました。(懇親会で思わず@nawotoさんに語り掛けに言ってしまってました!w) 角谷さん然りナオトさん然り、マスターセンセイの作られるスライド・セッション資料は熱い想いがヒシヒシと伝わってきますね。

業務系SEの今後について 〜消費税増税年金問題が与える影響〜 at 『SIエンジニアの自分戦略 -急がば回れ、選ぶなら近道-』

開催前から注目度が高く、また開催後も反響が物凄かったジェイムズ・御徒町・ブッカー (TwitterID:@okachimachiorz1)さんのこちらのセッション。

危機感をひしひしと感じる内容に改めて気を引き締め直し、頑張って行かないと本当に怖いな〜という感情は講演聴講時に抱いていたのをはっきりと覚えています。そしてその思いは今後も消える事はないでしょう。2013年もこの危機感を持ちつつ、日々研鑽に努めて行きたいと思います。

愛せないコードを書くには人生はあまりにも短い at DevLOVE2012


直近に行われたDevLOVE2012に於いても、個人的に印象的なセッションがありました。それがこの和田卓人さんのセッションです。

TDDからジョジョへの流れもまた興味深かったですが(笑)、途中の『問題は自分がどうあるか。過去の自分との相対評価。他者と比べれば比べる程苦しくなる。』の部分については、"分かってはいるけれどもついつい考えてしまうなぁ..."としみじみ物思いに耽っておりました。

2013年は日々成長、昨日の自分より一歩でも先に進み、向上出来ているか?と言った問い掛けを行いつつ、頑張って行こうと思います。


2012年も様々な勉強会に参加する事が出来、見識や世界が広がりました。主催者/関係者の皆様、また数々の勉強会でご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました!

2013年の展望・目標については別途新年に切り替わってから機会を見て考えてみたいと思います。