JUnit API探訪:アノテーション一覧

アノテーションについてもひと通り把握しておきたい…と思ったのだが、思ったよりボリューム多めだったのでざっくり調査→行けるところから深堀把握の形と取ろうと思います。一覧の下、個別アノテーションについては自分なりの実践・写経・把握が完了したものから個別エントリに情報をシフト、切り分けて連携していく手法で随時更新して行こうかなと。あまり長引かせずに網羅したいところではあります。

現在、JUnit(4.10)で公開されているアノテーションは以下。

アノテーション説明Blogエントリ
基本
@Test テストメソッドである事を知らせる Blog URL
@Ignore テストを無視する Blog URL
@RunWith テスト実行時のテストランナを記述 Blog URL
テストの前処理・後処理共通化
@Before テストメソッドの前処理:メソッド実行前に都度実行 Blog URL
@After テストメソッドの後処理:メソッド実行後に都度実行
@BeforeClass テストクラス実行前に一度だけ実行
@AfterClass テストクラス実行後に一度だけ実行
@Rule ルールによりテストごとにJUnitに機能を追加 Blog URL
@ClassRule @BeforeClass, @AfterClassの代替
テストの一括実行
@SuiteClasses テストスイートを使って一括でテストケースを実行する際に用いる Blog URL
@Category テストスイートによるテスト実行時にテストケースの実行指定を細かく制御 Blog URL
Parameterizedによるパラメータ化テストの実行
@Parameters パラメータを生成するメソッドを指定
Theoriesによるマトリクス系テストの実行
@Theory デベロッパーに対して明示的なデータ定義のチェックなどを提供。
柔軟で強力なアサーションを実現
@ParametersSuppliedBy パラメータ提供クラスを定義(?)
@DataPoint @Theoryテストメソッドに引数として渡される値を指定することが出来る。
静的変数、もしくは静的メソッドに対して指定
@DataPoints 複数の@DataPointを配列によってまとめることが出来る
@TestedOn パラメータのデータポイントとして使用する値の配列を定義
その他
@Factory hamcrestで定義したアノテーション。ファクトリメソッドを表す


エントリ書きに使えそうな各種情報メモ。