Agile Samurai Dojo Gatheringに参加してきた 【後編】 #agilesamurai


(写真:懇親会にてジョナサンマスターセンセイ&角谷マスターセンセイによる夢のペアプロが実現、その後の固い握手の一幕。
よりクリア且つ決定的・歴史的瞬間な一枚はこちら)




【前編】はこちらです。

前回他流試合から約半年。


監訳者の御二方(角谷信太郎氏、西村尚人氏)のみならず、今回は原著者である氏も来日し参加されるという非常に注目度の高い、『待ちに待った』イベント
Agile Samurai Dojo Gathering
がこの日開催されました。この奇跡の組み合わせに加えて、これまで開催されてきた各読書会参加者も集結するとあっては参加しない手はありません!ということで勿論私も参加。期待値も高かったですが、その想像を遙かに超えてくる内容の濃さ・熱さを感じたイベントでした。




こちらのエントリ(前編)では、以下の当日タイムテーブルにおける『オープニング』『基調講演』『スポンサートーク』『昼休み&道場紹介LT』についてまとめています。
後編(午後)分に関してはこちら(※UP次第リンク貼ります)をご参照ください。

時間 内容
10:00 - 10:15 オープニング
10:15 - 11:15 基調講演 "Personal Influences And Motivations Behind Agile Samurai"
by Jonathan Rasmusson
11:20 - 12:40 スポンサートーク(1社10分 x 6社)
 株式会社 gumi(今村哲也) / gumiにおけるアジャイル開発への取り組み
 株式会社 Aiming(東京開発グループ 小林 俊二) / 変化の時代で勝つためのアジャイル組織
 株式会社アルティネット(廣田俊浩) / 誰が為のアジャイル
 株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ(金子崇志) / CloudCoreでのアジャイルの取り組み
 株式会社 永和システムマネジメント(@papanda) / 価値創造契約の事例と経験発表(仮)
 株式会社エムティーアイ(古賀和幸) / MTI Agile Karate Kid at Agile Dojo
12:40 - 14:00 昼休み&道場紹介LT
 渋谷道場(Agile渋谷) by @shio1997
 札幌道場 by @irasally
 京都道場 by @posaune
 BIGLOBE道場 by @uedayo
 DevLOVE道場 by @papanda
 埼玉道場 by @inda_re
 新宿道場 by @tmmkr
 横浜道場 by @tw_takubon
 TIS道場 by @yohhatu(代理LT:@nawoto)
14:00 - 14:30 監訳者講演 "訳出にあたってやり残した12のこと"(講演資料) by @kakutani
14:30 - 14:40 休憩(ここでトラックを2つに割けます)
14:40 - 15:30 サムライ戦記(1人15分 x 3人 x 2トラック)
<導入トラック>
 「Be Agile - from Programmers of my experience」Agile渋谷(大塚弘記 @HIROCAST)
 「楽しく働ける開発現場を目指して独りでいろいろやってみた顛末」アジャイルサムライDevLOVE道場(岡澤 裕二 @yujiorama)
 「チームでやってみて、できた事、根付かなかった事、できなかった事」アジャイルサムライ読書会札幌道場(オム子 @irasally)
<実践トラック>
 「内製基幹システムの1イテレーション」株式会社VOYAGE GROUP(竹之内 知聖 @chisei)
 「1からはじめるスクラムプロジェクト立ち上げ」アジャイルサムライBIGLOBE道場(今江雅俊 @modal_soul)
 「インセプションデッキが倒せない」アジャイルサムライBIGLOBE道場(上田佳典 @uedayo)
15:30 - 16:00 休憩
16:00 - 17:30 ワールドカフェ
17:30 - 17:40 休憩
17:40 - 18:10 監訳者講演 "以上だ、諸君!" by @nawoto
18:10 - 18:20 クロージング
18:30 - ビアバッシュ(会場での懇親会)


監訳者講演 "訳出にあたってやり残した12のこと" by @kakutani (14:00 - 14:30)


この辺りまでは前編英語!そして途中から日本語へ。:-)

  • 私達は翻訳に於いてベストを尽くしました。
  • ただ、個人的には心残りな部分もあります・・・その辺の話を少し。
  • なお、修正を行う予定はありません。
  • マスターセンセイと熱心な弟子
    • 僕らにとっては、(西洋における)ナイト、カウボーイみたいなものなのかも。
  • 概念:The Concept, indeed.
  • アジャイルマニフェストを書いた人達:マスターセンセイ。
  • 前提:
    • 今ある翻訳を尊重している。関わられた方々はそうそうたるメンバー。
    • 訳文は公式にも掲載されている。
    • ところが・・
      • 読んで頭にするっと流してしまう部分があるのでは?
      • 日本後の翻訳、良いと思う。しかし翻訳した事で落ちてしまった部分もある。(Lost in Transration)


…と言った形で、この後12個の原則について英文・日本語訳文との比較を行いながら思う所を語られていたのですが、なにぶんニュアンス的、感覚的、語感的な部分の解説であるため、それらを文字に起こすというのは非常に難しいです。(^_^;) (※本人自らによる説明ならまだしも...) 動画などがあれば一番良いのですが…自分も途中からこの部分については語り口を堪能しておりましたのでメモは無いです(笑) (Ustream)動画に期待!

一応、下記に英文と日本語訳の『アジャイルマニフェスト』を並べて記載してみます。

<英文>:
Principles behind the Agile Manifesto
<日本語訳>:
アジャイル宣言の背後にある原則
Our highest priority is to satisfy the customer through early and continuous delivery of valuable software. 顧客満足を最優先し、価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供します。
Welcome changing requirements, even late in development. Agile processes harness change for the customer's competitive advantage. 要求の変更はたとえ開発の後期であっても歓迎します。変化を味方につけることによって、お客様の競争力を引き上げます。
Deliver working software frequently, from a couple of weeks to a couple of months, with a preference to the shorter timescale. 動くソフトウェアを、2-3週間から2-3ヶ月というできるだけ短い時間間隔でリリースします。
Business people and developers must work together daily throughout the project. ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを通して日々一緒に働かなければなりません。
Build projects around motivated individuals. Give them the environment and support they need, and trust them to get the job done. 意欲に満ちた人々を集めてプロジェクトを構成します。環境と支援を与え仕事が無事終わるまで彼らを信頼します。
The most efficient and effective method of conveying information to and within a development team is face-to-face conversation. 情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法はフェイス・トゥ・フェイスで話をすることです。
Working software is the primary measure of progress. 動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺度です。
Agile processes promote sustainable development. The sponsors, developers, and users should be able to maintain a constant pace indefinitely. アジャイル・プロセスは持続可能な開発を促進します。一定のペースを継続的に維持できるようにしなければなりません。
Continuous attention to technical excellence and good design enhances agility. 技術的卓越性と優れた設計に対する不断の注意が機敏さを高めます。
Simplicity--the art of maximizing the amount of work not done--is essential. シンプルさ(ムダなく作れる量を最大限にすること)が本質です。
The best architectures, requirements, and designs emerge from self-organizing teams. 最良のアーキテクチャ・要求・設計は、自己組織的なチームから生み出されます。
At regular intervals, the team reflects on how to become more effective, then tunes and adjusts its behavior accordingly. チームがもっと効率を高めることができるかを定期的に振り返り、それに基づいて自分たちのやり方を最適に調整します。

12個の英日比較の後は結びで以下メモ。

  • 平鍋さんや倉貫さんといった大先輩がやってきた仕事は素晴らしい。
  • でもそのまま受け入れてはいけない。問い続けるべき。
  • 訳が絶対正しいわけではないし、疑問を持ち続ける、皆さん自身の現場や状況を踏まえて考えるべき。
  • 「次は僕らが倒される番かもしれない・・・」

また、このセッションについては以下の様な感じを醸し出す、非常に良い雰囲気の30分でありました。


サムライ戦記 (14:40 - 15:30)

私個人としては、導入セッションを3本立て続けに拝聴しました。

「Be Agile - from Programmers of my experience」『プログラマからチーム(非プログラマを含む)をアジャイルにするための必要なこと』


  • 経験談から得たモノを。
  • Agile渋谷
    • 月イチで色々やってます
    • プログラマーな人も、そうでない人達も。
  • 自己紹介
    • 先月までジンガジャパンに在籍。
    • 先月仕事を辞め、さすらいのOSSプログラマーです。
  • 今日持って帰って頂くもの:
    • 経験。成功の話。成功するために必要なポイント。
    • 僕のストーリーを話します。

  • そもそもアジャイルソフトウェア開発をしようと思っていなかった。
  • 解放:デプロイの祈りからの解放。
    • バグ?再計画?→当たり前に思っている人も多いと思う。
    • アグレッシブに計画を変えているからアジャイル、ではない。
  • No! No! No!(例えるならそんな気持ち)
    • ソフトウェアを作るのは好きだけど、これが嫌。

  • Observation(観察)
    • 現場を見た。Try, Error, ReTry…:古き良きデバッグ方法の繰り返し。延々・・・
    • コード書く時間の半分がこれ↑。
    • Senior Programmaersが沢山居たのに、そういう事が起きていた。
      • →コーディングにフォーカスしていけば、解決出来るのではないか。
  • やるしかない。
    • Unit TEST
    • Functional (GUI)TEST
    • Build Script for CI
    • ※まずサンプルを作る
    • ※そんなに難しい事でもない。コピペでも作れるし、無いよりはあった方が良い。
  • Agreement
  • measurement
    • やっている事が正しい事なのか、きちんと計測。
  • それが出来て、次のステップ
「楽しく働ける開発現場を目指して独りでいろいろやってみた顛末」


  • DevLOVE道場、最後まで参加しました。(皆勤賞)
  • 注意事項:
    • アジャイルの導入というより、アジャイルサムライの導入とその顛末です。
    • 個人的な体験についてまとめたものです
    • 別のやり方もあるのかも
  • 背景:居場所的な事情
    • 2次、3次受け、要件定義以降を一括請負
    • 開発職:150人
      • 若手は新卒
      • 中堅は中途入社
      • 営業職は居ない。
        • 訳付きが営業PMPLを兼任
  • 背景:個人的な事情
    • のっぴきならない理由でPLから後方支援に

  • その時にアジャイルサムライを手に取った。
  • この先何処に向かえば良いのか
    • 15.8章「自分が何をすべきか、実はもう分かってるんじゃないだろうか。」
  • 考えたこと
    • 後方支援といえども、まだ外された訳ではない
    • 回復しないといけない
    • 後続を出さない環境を
    • 楽しく働ける環境を。
  • 一人ぼっち状態だったので仲間を捜す
    • 読書会→勉強会→いっしょに何かをやるというのが経験上の王道パターン
  • 意見を出しても良い場所を作る
  • 1.RPGとは
    • 自分にとっての「理想の先輩」を演じることにした
    • 「理想の先輩」像
  • 2.仲間探し、その1
    • 若手が大多数
    • 軽い本から順番に紹介してみる
      • 自費で買っては渡し、買っては渡し・・・
    • 話した事が無い相手にも声を掛けて見る
  • 2.仲間探し、その2
    • 他流試合にショックを受けた
      • 一緒に何かをする、という体験は強力なのかも
    • 社内向けの開発ワークショップを企画してみた

  • 3.意見を出しても良い場所
    • 月次の会議で空白だった「その他連絡事項(5分)」という枠
      • 個人の発表枠に変えてみた
      • LT形式で発表
  • やったことの検証
    • 仲間は見つかったか?・・・失敗
      • 直接的な反応は無かった
      • 同じチームのメンバーに、仕事への取り組み方が変わってきた人が現れた
      • 勉強会の参加者は増えた
        • LT祭り、TDDBC横浜
    • 意見を言える場所は出来ているか・・・失敗
      • 個人ではなくゆじおらまの発表に。
  • 変わって行く現場
    • チーム崩壊, 企画崩壊...
  • 予想外の一言
    • 『色々偉そうな事が書いてるけど、あなたが何かの信者としか思えない』
    • 『自分の意見を発言出来るのはすごい大事だと思うので、自分たちも頑張ろうと思った』

  • まとめ:伝えたいこと
    • 自分のために人を変えようと思うなら、最後まで責任を取るつもりでフォローしよう。
    • 行動には制限時間を決めよう
    • 私はこんなに頑張ってるのに・・・と考えてしまうなら、そのやり方はきっと間違ってます。改めよう。
  • おわり:
    • 弊社のASを読んだ事のある人率は相当高いと思われます。
    • 50冊ほど渡したはず・・・(※正確には34冊)
    • 近い未来に読み返してくれるひとが出て来たら嬉しいです。
「チームでやってみて、できた事、根付かなかった事、できなかった事」


  • 自己紹介
    • 職業:プログラマ
    • 札幌から来ました。
    • 札幌道場をやっています。
  • 今日お話ししたい事
  • きっかけ:
    • 2年前に転職、チームの先駆者が挑戦していた。
    • CIなどが導入された状態であった。
    • 仲間になった。
  • なぜ?:
    • 楽しく仕事がしたい、という思い。
    • チームで楽しく仕事がしたい、という思い。
    • チームで楽しく、生き生きと仕事がしたい。

  • やってみたこと:
    • カンバン
      • それぞれの仕事の見える化
      • 全体量の把握
      • 『止まっている』のが分かる
    • ペアプロ
      • 技を知る、盗む、伝える
      • 説明する力、考える力
      • 向き不向きがはっきり出た
    • 朝会
      • 話すことから一日を始める
      • マンネリ化の罠
      • 司会持ち回り等の工夫
    • ふりかえり
      • at 受託開発
      • 大きなリリースの後にふりかえり。
      • チーム全体の問題として考える
      • 気持ちを伝える
      • 大切なものの共有
    • スイーツタイム
      • 何となく同じ時間に休憩する
      • 他チームとの情報交換
      • メンバーを知る事が出来る
      • いちばんいい、月曜朝の状態のお菓子。金曜には無くなっている
    • むずかしいこと
      • 目的の共有
        • "そこにあるからやる"のではない。
        • 義務になる危険。
      • なぜ居心地が良いのか
      • なぜ楽しいのか
      • 1人1人が気持ちを持って行動すること、伝えること

    • できていないこと:
      • お客さんと一緒に良いものを作ること
      • 紹介したプラクティスはチーム内でのみ、お客さんと一緒までは行っていない。
      • 未知への不安、信頼の不足

    • これからの挑戦
      • 信頼を積み上げる
      • 外側を巻き込む
      • 真摯にコードを書く
      • We Code.
        • さっぽろルビー会議、9/14〜16に開催予定、お待ちしています。
  • 今日お話ししたかったこと(まとめ)
  • これから皆さんとお話したいこと
    • 楽しく生き生きと仕事をするために、どんな事をしていますか?
  • ビアバッシュで皆さんとお話したいです。

ワールドカフェ (16:00 - 17:30)

テーマについては、開催部屋の一角に以下の様な模造紙が用意されており、アンケート結果によって決められていた模様。

各者思い思いのテーマが指定された席に着席。こうしてみるとスゴイ人数ですねぇ…

ワールドカフェを知らないという人の為に、簡単な説明等も。この辺は前回の他流試合とほぼ同じですね。



そして私が参加したテーブルの議論結果はこんな感じでした。2テーブル目では何とジョナサンが飛び入り参加!!(with 原田騎朗さん) 画像右側の赤枠で囲った付箋紙がジョナサンが実際に書いた内容です。直近ではiPhoneのテストを学ぶ必要があり、『明日からコレをやる』のならその勉強(UnitTest/TDD)なのだそうな。まさかの展開に少々緊張しちまいました(笑)


監訳者講演 "以上だ、諸君!" by @nawoto (17:40 - 18:10)


  • ろくろとか言われるの嫌なので・・ポケットに手を。
  • 自己紹介:
  • サムライ戦記
    • 日本語版が出た経緯
    • 誤算:みんなちゃんと字幕付けてきてた...
    • 書籍に纏わるお話
      • とある会社に転職、日々滝に打たれてきた
      • ラッキーなこと:アジャイルオタクがたくさんいた
      • 議論し、いろいろ試した
      • 紆余曲折を経て、正式な部署に!(僕らの活動が)/アジャイル部、課。
      • 新たな課題が!!→新しい人を迎える責任
        • 彼らはアジャイルを知らない、伝えなきゃ。
        • 俺らのやり方が書いてるぞ!訳そうぜ!
        • 眠れない夜を超え、出版へ。
        • 新しい人に伝える。(永和システムマネジメント道場)
      • Happy End(感謝)
        • ジョナサン
        • チーム永和
        • 豪華レビュアー陣
        • 各地道場
        • 皆さん。
  • この本は気に入りましたか?
  • アジャイルサムライになりたいですか?
  • ※本セッションは一部暴力的表現が含まれています。
  • 『あの本どうだった?』→『勉強になりました』→『じゃあ今日は何をぶちかますか?』→『いや、もう少しちゃんと勉強してから…』
  • いきなり実践するのは難しいよね・・・
  • 社外でも、本のやり方は素晴らしいけど、自分の現場では難しい...
    • 経験者居ない、良い顧客、契約、上司
  • 自分の現場に受け入れられる日はいつなのだろうか?
    • ちゃんと勉強出来た
    • 契約が見直される日(来る?)
    • 周りが経験者だらけ
    • 良い顧客が現れる
  • →そんな日は来ない。 でも、機会はある。
  • 会社のエライ人:よ〜しうちも会社を試してみるか?
    • 本だけで勝てるか?
    • 現実はもっと大変。
      • 馴染めないメンバー、エース離脱、放置されるバグ、・課題絶賛スルー中、ゴールが間違ってるぞ・・・
    • 上司の説得より
      • 負けたら、上手くいかなかったら
      • アジャイルって全然ダメじゃないか・・・そんな現場が増えたら・・・。
      • 真っ暗ですよ。

※個人的にはこの『真っ暗ですよ』の時の黒一面のスライド、使い方・見せ方に感動しました。

  • 重要な事:立つ準備。
  • もっと重要な事:前に立つ。
  • もっともっと:光の前で上手く踊る。
  • 本で学べない経験がたくさんある(平鍋さん談)
  • ちょい待ち、だから自分の現場では簡単ではないんだって・・・
  • この2つの問いにイエスなら、君はアジャイルだ!
    • 毎週、価値ある成果を届けられているか?
    • 改善のための努力を惜しまず続けているか?
  • 改善:
    • 自分の現場は全て上手くいってますか?
    • 良くない事を見逃さずに正す事が。

  • スーパーヒーローになる。
  • 恐れ、不安
  • 当たり前だが、俺(@nawotoさん)も怖い。『んじゃ、ゴッサムシティ守ってな
  • 僕たちは特別じゃなく、ビームも出ない。そんな弱いヒーローなんて居るのか…?


…居た。

キック・アス (ShoPro Books)

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キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)

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  • 彼(映画の主人公)は
    • ただのオタク
    • 普通の高校生
    • ケンカも弱い
    • モテない
  • でも、ヒーローになりたい。
  • なって色々頑張る。でも打ちのめされ、病院送りに…
  • (良くない事を)見逃さない。『お前らの暴力をみんな黙って見てる、それが許せないんだ!』


  • (そして)立ち向かった。『僕は死んでも構わない。かかって来いよ!!』


それが改善ですよ!

  • 出来ない理由:立ちはだかるものはなんだ?
    • 言う、口に出すのが怖い、不安。
    • 原因は自分自身。
    • 自分自身を変えてしまえばいい。
  • よりどころがある。
    • スーパーヒーローマニュアル
  • 歓迎してくれる;
    • スーパーヒーローを求めている企業(スポンサー)
    • 道場がある
  • 1人じゃない。
  • 完訳者あとがき:
    • 2つの質問(前述)に、全員がYesと言ったらどうなるか?
    • 皆さんの学びや工夫を分かち合ってくれる日を。
    • 切磋琢磨。
  • 今とは違う世界が来るんじゃないか。その世界が来てくれるのが夢だったりする。
  • 掴みとれるか?どうやったら掴めるか。
  • 僕ら自身が何をするか。
  • 今日ここに来てくれる人+α位しか、やれるひとはそんなに居ない。
  • 今から世界の何を変えるんだい?
    • 会社にメール:『あのバグいつまで放置してるんですかね』
    • 何でも出来る。

  • ご武運を!(may the force be with you!!)



今回、この@nawotoさんのセッションが、瞬間最高で気持ちが昂ぶったセッションでした。

個人的にも好きな映画だった『キックアス』がこのような形で紹介された事にも単純に『そう来るか!』という驚きと嬉しさがあったり、その流れにある&端々に出てくるフレーズにグッと来るものも多かったですね。その辺りの気持ちの昂ぶりや感謝の気持ちを伝えたくて、そのテンション/気持ちのまま懇親会にて想いを伝えに行ってました(笑)

クロージング (18:10 - 18:20)

オープニング同様、実行委員長である梶浦毅一さん(TwitterID:@shirokappa)による〆のトーク

  • この先何処へ向かえば良いのか?
  • 感謝:
    • 日本オラクル&甲木さん。
    • スポンサー各社様。
    • スタッフの皆様。(遅刻多かったけど)
    • 実行委員:永和システムマネジメントの皆様。
    • マスターセンセイ、監訳者近藤さん、ありがとうございます!


ビアバッシュ(会場での懇親会) (18:30 - )

前回の他流試合も一種異様且つ熱さが半端無いイベントでしたが、今回は人数も倍、会場の広さも倍。その分熱さも前回以上に増していたのではないでしょうか。今回も色々な方とお話出来ましたし(皆々様、ありがとうございました。)、ジョナサンと記念撮影/サインを頂く(日本語訳書+原著)/名刺を頂く…といったタスクもしっかりと実現させて頂きました♪ Jonathan, It was nice to able to meet you. Thank you!


詳細については、ここはもう、写真とつぶやきで雰囲気を感じ取ってください(笑) 非常に盛り上がった懇親会となっておりました!イベントに関わられた全ての皆様、本当にありがとうございました!






その他関連:

参加者ブログ:

Togetter - 午後の部