第7回スクラムプロダクトオーナー勉強会に参加してきた #postudy
去年11月末以来、1ヶ月半振り位に開催された第7回プロダクトオーナーに参加してきました。
開催場所はTIS株式会社@西新宿。年を跨いで従来の竹芝から移転をされたそうです。
そして実はこの日日中に参加してた下記のイベントも同じ西新宿、そして同じ建物でした! 勉強会ハシゴ参戦となったこの日ですが、物理的にもハシゴ参戦(#cross2012:1F → #postudy:14F)となっておりました(笑)
今回のテーマ:ストーリーテリング
- スクラムプロダクトオーナー勉強会 第7回
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今回のテーマは『ストーリーテリング』。
参考にしているのは、下記書籍『ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング -よりよいデザインを生み出すストーリーの作り方と伝え方 -』であり、

ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング -よりよいデザインを生み出すストーリーの作り方と伝え方 -
- 作者: Whitney Quesenbery,Kevin Brooks,UX TOKYO
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2011/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 16人 クリック: 254回
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また、著者関係者が多く関わっているコミュニティ『UX Tokyo』の以下のスライドだったりします。
この回では、
- ストーリーテリングの概要説明
- 書籍CHAPTER14『構造とプロットを作る』(P.207〜)から"UXストーリーに役立つストーリーの構造"
をピックアップし、後者で言及している『規範的構造』と『英雄的構造』のいずれかを使ってストーリーを作り出し、発表するというワークショップを実践しました。
2つのテーマについてのざっくりした説明は以下の通り(書籍該当箇所より抜粋)。
規範的構造:穴埋めでストーリーをつくることができる構造化されたテンプレート。 英雄的構造:ジョーゼフ・キャンベルがインスパイアされた英雄が旅をする要素を用いた構造。
また、ストーリーテリングについては上記スライドの30ページ以降、または以下のページ等も御参照してみてください。
ワークショップ #2
チームで『語り手』(1人)と『聞き手』(残りのメンバー)等を決め、実際にストーリーを構築。
うちのチームは『規範的構造』ベースでストーリーを構築しようと試みました。なのですが、そもそもストーリーの作り方に慣れていない部分があり(書籍も読んでいる人は居なかった模様/自分も購入していたが冒頭数章読んだ程度)、語り手から聞き出す部分をある程度必要としていたのですがその辺りもがっつり手応えを得たとは言い難く、規範的な方を選んだと言うことで若干地味な結果となりました。(^^;) (※規範的構造は当てはめれば良いので作りやすい分、起伏もそこまで豊かでは無い?みたいな感じで)
この辺りは書籍を読み込みつつ、ストーリーテリングを必要とする背景や要点などを整理して再度挑戦してみたいですね。『上手い』ストーリーテリングの例文やコツなども書籍や関連Web等を漁りつつ読んでいくことでより洗練させて行ければ、というところです。
ワークショップ #3
計4チームがワークショップを行い、それら結果の公表&各テーブル見学タイム。選択した構造は規範的・英雄的それぞれに分かれていたようです。1チーム目のテーマはとある参加者の実体験に基づいた実話ストーリーらしいのですが、聞き手の方々のポイントが素晴らしく、きちんとしたストーリーに仕上がっているな〜という印象を受けました。
- 1チーム目
- 2チーム目
- 3チーム目
ふりかえり&ディスカッション
毎度お馴染みのふりかえりタイム。やはり皆さん同様にストーリーテリングについてより理解を深め、再チャレンジしてみたいと言う意見が多かったですね。
懇親会
22:00頃に新宿駅ビル内の居酒屋で行われた懇親会に引き続き参加。開催会場が移ったのもあり、この日は23:00過ぎでおいとま致しましたが、この日も11人懇親会に参加、色々な話題で盛り上がりました。
トークの過程でとあるワークショップについて、突如開催が決まる一幕も。スクラム絡みのテーマにちなんだものなのですが、話を聞く(調べた)限りだと面白そうなテーマではあります。自分も是非一度体験してみたいテーマなので楽しみです♪
※次回開催予定は2012/02/10(金) 19:30〜21:00の予定となっております。ストーリーテリングについては今後も勉強を重ねて理解を深めて行きたいテーマです。まずはこの書籍と以前購入した関連本を読み進めて行くことから着手したいと思います。