開発環境構築メモ(Bazaar on Windows7)

『Bazaarインストール on 自宅鯖(Ubuntu10.10)』に引き続き、Windows7環境にもBazaar導入を試みる事に。

Bazaarに限らず、分散バージョン管理環境ではLinux/Windows環境でエンコード・文字化けの問題に悩まされる局面が多々あるので、ここは割り切って

  • Linux系OSの導入・操作…基本CUIベースで実践し覚えていく方向で。
  • Windows系OSの導入・操作…基本GUIベースで実践し、極力CUIは利用しない方向で。

という風に進めて行こうかと思います。以下インストール・導入手順です。

Ubuntu10.10サーバ導入時と同様、操作は以下のマニュアルを元に行いました。


インストール

以下のダウンロードサイトにアクセスし、インストーラファイルを入手。Linux版の導入バージョンが2.2.0だったので、比較的近いバージョン2.2.3を選択してみた。(bzr-2.2.3-setup.exe(17.9MB))

  • [Next]を選択。

  • 諸々考慮して、インストールフォルダは"C:\bazaar"とした。[Next]を選択。

  • インストールコンポーネントの選択。ここでは従来の選択肢に加えて『TortoiseBZR』と日本語マニュアルを追加で選んだ。[Next]を選択。


  • あとはデフォルト指定のまま、最後まで進む。



基本設定(個人情報)

インストール完了後、フォルダを右クリック→[設定]を開く。

名前、メールアドレス等必要事項を記入して保存しておく。

でないと、諸操作の際に以下のようなエラーが出てしまう。

動作確認

初期化(bzr initに相当)

練習用にフォルダを作成、右クリックで初期化を選択。

初期化処理実施。

ファイルの追加(bzr addに相当)

上記処理完了後、フォルダ右クリックで[追加]を選択。

追加内容を確認、[OK]を押下。

追加を確認。[閉じる]を押下。

ファイルのコミット(bzr commitに相当)

上記処理完了後、フォルダ右クリックで[追加]を選択。

コメントを追加し、[OK]押下でコミット実施。


ファイルの編集〜コミット

普段使いのエディタでファイルに内容を追記。この際文字コードは[UTF-8]とした。

上記処理完了後、フォルダ右クリックで[差分]を選択。

差分表示内容を確認。ちゃんと日本語も表示されている。

ここまでの変更をコミットします。

コメントを追加し、再度コミット。

履歴確認(bzr logに相当)

上記処理完了後、フォルダ右クリックで[履歴]を選択。

ログ画面が表示され、内容も確認可能。



編集ファイルの保存時に文字コードに気を付ける位で、あとはスムーズに作業完了。やはりGUIは使い勝手が良いですね〜。

Ubuntu10.10導入編と同様、『ブランチを Launchpad で公開する』作業以降は後日着手。ホスティングサービス経由でWindows/Linux双方から閲覧・編集出来るかどうかは試して見たいところです。

ぬ〜、最近は日々のつぶやきの合間に勉強会レポートな日が続いてたから技術実践系のエントリは久々だな。小ネタ規模でも、継続的にアウトプットはして行かなきゃですね。