TDD Boot Camp 東京 1.6に参加してきた #tddbc
関東地方久々のTDDBC 1.5 in Tokyoが告知即定員オーバー瞬殺且つ定員の3倍近い募集が殺到(定員36名:募集114名)し、改めて関東/東京の需要の高さを実感。
- TDD Boot Camp in Tokyo #tddbc : ATND
- TDDBC in Tokyo 1.5 主催レポート #tddbc | Act as Professional - プロとしての行為
勉強会主催者はなかやん・そるじゃー・ゆーき(TwitterID:@pocketberserker) さん。開催に至るまでの経緯は下記ブログに記載されていますが、彼のおかげでこうしてイベントに参加&貴重な体験をする事が出来ました。ありがとうございます!
会場はニフティ株式会社 セミナールームにて。少々の時間押しの中、主催者のなかやんさんからの挨拶。
- 速攻和田さんに話を振ろうとしたら和田さんに注意される(笑)
- 東京1.5の人気の凄さに驚く
- 当初、和田さんの都合が微妙だった
- TA(Teaching Assistant)を各方面に依頼…イケメンTA達が続々集結!
- みんなでペアプロ大会やろう!という方向へ
- 開催を前にして、改めて和田さんに状況確認
- (当初は午前講演のみお願いする形だったが)『午後も行けます』『懇親会も途中までなら』と嬉しい結果に!
- →結果、かなり豪勢な講師・TA陣に!!
という流れで晴れて和田さん登壇&午後の演習にフルで参加して頂けるという何とも嬉しい形となりました。午前の講演を直に聞けるだけでも…という感じですが、これは自分個人としても嬉しかったです。
基調講演
基本的な流れとしては、下記TDDBC福岡初日(氏のTDDBC関連スライドでは一番最近のもの?)のものとほぼ変わらないと思いますので、参照用に。
- TDDBC Fukuoka Day1
- View more presentations from Takuto Wada
また、講演自体は自分もUst動画で前回東京1.5のものを観て/聴いてはいるのですが、やはり実際に本人を目の前にして、直に話を聴けるというのは情報の入り度合いが違ってきますね。メモも前回取っていますが、今回も改めてメモ。
- 感謝!!
- 会場の皆様
- 主催者
- TAの皆様
- 運営の皆様
- 自己紹介
- 表向き(真心)の和田さん
- 素(下心)の和田さん
- Facebookでの和田さん:心の無い和田さん(ハイフン/アンダーバーが使えない為)
- これまで描いたモノ
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- 会場全体の6〜7割位所持?
- 感想は-Twitterハッシュタグ #97prog_jaへ。
- 最新:WEBDB PRESS Vol63
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- WEB+DB PRESS Vol.63|gihyo.jp … 技術評論社
- 第2章:テスト編 腐らないテストコードにするための「書き方」と「動かし方」を執筆。
-
- gihyo.jpの連載
- 連載:[動画で解説]和田卓人の“テスト駆動開発”講座|gihyo.jp … 技術評論社
- 動画で解説、全20回。ニコニコ動画も見れます
- gihyo.jpの連載
- TDDBCへようこそ。
- ビリー(Billy's Boot Camp)の挿絵:もうこれも(時代的に)良いんじゃないか...(笑)
- 優しくTDDを教えます(と言いながら、挿絵には優しくない写真)
- ペアプログラミング体験
- 本番は午後
- 仕事でフルでペアプロ導入している会社もそう多く無いのでは?
- 体験すべき活動、体験して帰って貰いたい。
- 良いところも悪い所も。
- コードレビュー大会。
- だいたい自分の書いたコードを人が見る
- 同じ1つの課題をみんなで解いて人が見るなんて事は無い。
- 人によってやり方が違う。
- 自分が解いた問題を人がどう解くか。考えたか。
- ふりかえり。
- 今回はヌーラボさんのBacklogsを使います。
- TDD Boot Campの歴史
- 東京(2009/12/19)
- Togetter/関連エントリ
- 12月19日 "TDD" Boot Camp 〜 "TDD" をつかめ! 〜(東京都)
- "TDD" BOOT CAMP 〜 "TDD" をつかめ! 〜 - - ebacky way
- ”TDD” BOOT CAMP 〜 ”TDD” をつかめ! 〜 に参加してきました。 - SEの育児日記
- アジャイル開発支援 - 記事一覧 - “TDD” Boot Camp イベント レポート【マイクロソフト】 長沢 智治
- このイベントは伝説になる! "TDD" Boot Camp:ITとビジネスの可能性:ITmedia オルタナティブ・ブログ
- TDD BootCamp で訓練しますた - かおるんダイアリー
- TDD Boot Camp を開催させていただきました - t-wadaの日記
- TDD Boot Camp を少しだけお手伝いしてきました。 + USTリンク集 - kawaguti の日記 (id:wayaguchi)
- (イベント) TDD Boot Camp、いっぺんに 30組以上がペアプログラミングする壮観!: TDD.NET
- 東京(2009/12/19)
-
- 名古屋(2010/07/10〜2010/07/11)
- 関数型言語の国。
- nagoya.bleis(bleis)さんの招致・尽力により開催。
- スライドの和田さんが開催時と同じ格好。Ruby 界隈で有名な『同じ服メソッド』。
- Togetter/関連エントリ
- 名古屋(2010/07/10〜2010/07/11)
-
- 札幌(2011/01/22〜2011/01/23)
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- 福岡(2011/03/19〜2011/03/20)
- 3月19日 TDD Boot Camp福岡(福岡県)
- Togetter/関連エントリ
- TDD Boot Camp 福岡に登壇させていただきました - t-wadaの日記
- TDDBC 福岡 1日目 午前のメモ - 日々常々
- TDDBC 福岡 1日目 午後のメモ - 日々常々
- TDDBC 福岡 2日目 午前のメモ - 日々常々
- TDDBC 福岡 2日目 午前のメモ(TDD応用編、JavaScriptのテスト) - 日々常々
- TDDBC 福岡 2日目 午後のメモ - 日々常々
- TDDBC 福岡 のまとめ - 日々常々
- TDD Boot Camp 福岡 0 日目 - 予定は未定Blog版
- TDD Boot Camp 福岡 1 日目 - 予定は未定Blog版
- TDD Boot Camp 福岡 2 日目 - 予定は未定Blog版
- TDD Boot Camp 福岡 2.5 日目 〜 3 日目? - 予定は未定Blog版
- TDD Boot Camp 福岡0日目や後日談など - pocketberserkerの爆走
- TDD Boot Camp福岡を開催しました - pocketberserkerの爆走
- TDD Boot Camp 福岡に参加してきました | ASR's hive
- 2011-03-21 - Naoki_Rinの学習 - 補助記憶領域
- UKSTUDIO - TDDBC福岡に参加してきた
- (tddbc) TDDBC福岡に参加した - すえひろがりっっっっ!
- TDD Boot Camp福岡に参加してきました #tddbc - sue445's Blog
- TDD Boot Camp福岡に参加した | tech.portalshit.net
- 福岡(2011/03/19〜2011/03/20)
-
- 札幌1.5(2011/05/15)
- TDD Boot Camp 札幌 1.5 : ATND
- Togetter/関連エントリ
- Maraigue風。:「テストしにくい部分はコードを切り分けよ」 - TDD Bootcamp 1.5に参加しました
- TDD Boot Camp 札幌 1.5 終了しました - やさしいデスマーチ
- Kawaz - TDD BootCamp 1.5行ってきたよ!
- Javaを勉強しないままTDDBC1.5にいってきたので覚え書きなど(午前) #tddbc - nemomemo
- Javaを勉強しないままTDDBC1.5にいってきたので感想など(午後) #tddbc - nemomemo
- TDDBC札幌1.5に参加してきました - hachiNote
- ひょうたん: TDDBC 1.5 札幌に参加してきました!!
- Maraigue風。:「テストしにくい部分はコードを切り分けよ」 - TDD Bootcamp 1.5に参加しました
- 札幌1.5(2011/05/15)
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- 札幌2.0(2011/06/04)
- TDD Boot Camp 札幌 2.0 : ATND
- Togetter/関連エントリ
- TDD Boot Camp 札幌 2.0 に登壇させていただきました - t-wadaの日記
- TDD Boot Camp 札幌 2.0 開催しました - やさしいデスマーチ
- TDD Boot Camp 札幌 2.0 開催しました!(運営編) - やさしいデスマーチ
- TDDBC札幌2.0に参加しました ≫ 寺子屋未満
- TDDBC札幌2.0-SP1に参加しました ≫ 寺子屋未満
- TDDBC2.0にいってきたので覚え書きなど(午前) #TDDBC - nemomemo
- TDDBC2.0にいってきたので覚え書きなど(午後/2日目) #tddbc - nemomemo
- TDDBC札幌2.0に参加しました(午前の部) - NsmchMnmの日記
- TDDBC札幌2.0に参加しました(午後の部) - NsmchMnmの日記
- TDDBC札幌2.0SP1に参加しました - NsmchMnmの日記
- Hashnote - TDDBC 札幌2.0いってきた!
- 札幌2.0(2011/06/04)
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- 仙台(2011/07/02)
- デブサミ仙台と併設。
- Togetter/関連エントリ
- Developers Summit 2011 Tohoku:TDD Boot Camp in 仙台
- Togetter - 「TDDBC仙台/デブサミ2011東北【C会場】 #tddbc #devsumi」
- TDD Boot Camp 仙台 に登壇させていただきました - t-wadaの日記
- TDD Boot Camp(TDDBC) - TDDBC仙台01
- TDD Boot Camp(TDDBC) - TDDBC仙台01 KPT
- TDDの実践 〜TDDBC仙台レポート〜 - Digital Romanticism
- #tddbc 仙台01に参加 - pocketberserkerの爆走
- TDDBC仙台運営で参加しました - 仙台 Ruby Vim JavaScript社長
- テスト駆動開発を実習形式で体得する 「TDD Boot Camp 仙台」レポート(1/6):CodeZine
- 仙台(2011/07/02)
-
- 東京1.5(2011/07/09)
- 東京開催久々。
- 東京のニーズを計り損ねていた。
- Togetter/関連エントリ
- TDD Boot Camp in Tokyo #tddbc : ATND
- Togetter - 「TDD Boot Camp in Tokyo #tddbc」
- TDDBC in Tokyo 1.5 主催レポート #tddbc | Act as Professional - プロとしての行為
- TDDBC 東京 1.5 - ToMmY Makes Love with Codes
- TDDBC東京1.5に参加してきた - b6note
- It's just same as dust ahead of a wind: TDDBC 東京 1.5 に参加しました
- TDDBC東京1.5 へ行ってきました #tddbc - のりーごのアミーゴ日記
- 東京1.5(2011/07/09)
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- 今後の予定
- 東京1.7:2011/08/21
- 横浜:2011/11/05
- 大阪
- 四国
- 岡山
- 新潟
- 今後の予定
- ソフトウェア開発の3本柱
- バージョン管理
- テスティング
- 自動化
- ※どれがもっとも大事か・・・和田さんとしては『バージョン管理』。
- Scmbc 昨日ありました。BootCamp系も最近活発に。
- 本日全部触れるのはスコープがあふれてしまう。
- 今日はテスティングのみ対象。
- バージョン管理
- テスティング
- 自分が書くコードに関してユニットテストを書く。
- 今日はここについて学ぶ。
- 自分が書くコードに関してユニットテストを書く。
- 自動化
- 三脚椅子のメタファ
- 例えとして切実さが足りない・・・良くある例えの場合(例:くさなぎの剣とか)、気合いで何とかなる(笑)
- →三脚椅子(切実さのある概念として)
- TDDを語る前に
- 『テスト』という言葉の混乱
- テストという言葉の指す者がバラバラ
- 単体、ユニット、結合、機能、システム
- たくさんあるけど、何が何やら・・・/単体/ユニットって意味は同じ?
- テスト範囲による分類には曖昧さ、限界がある
- 和田さんはきのこ本を書くときに『ユニットテスト』で統一させた。
- テストの大きさ、粒度、範囲をベースにして話すとまとまらない。
- 『テスト』という言葉の混乱
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- 再分類のための視点を探す
- テストは品質保証のため?動作確認のため?
- 目的に戻って考えてみよう
- 誰が、何のためにテストを行うのか
- 再分類のための視点を探す
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- テストの再分類表
- 『テスト』という言葉から思い浮かべるものを、『誰が、何のために』という視点で再分類する。
- ソフトウェアが満たすべき質を満たしているか。
- Developer Test/開発者:開発促進
- Customertesting/顧客(のロール):進捗管理
- QA Testing/品質保証担当者(のロール):品質保証担当者(のロール)
- TDDとは?
-
- 詳しくは『テスト駆動開発入門』を参照。
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- 会場内所有者は半分位。あまり読まれていないというのが現状。
- ある本屋、無い本屋がある?
- 翻訳の質について言われる本でもある。
- 和田さんが写経した本。
- 動作する、きれいなコードへ。
- 和田さん、大学でソフトウェア工学を勉強していた。
- 和田さんの最初のキャリアはソフトウェアを綺麗にすること
- 綺麗な設計とは?完璧主義の呪いにハマった。
- どれだけ頭脳を駆使して設計しても・・・
- 動作する側からフィードバックが得られる。
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- TDDのサイクル
- (1).テストを書き
- (2).そのテストを実行して失敗させ(red)
- (3).目的のコーどを書き
- (4).1で書いたテストを成功させ(green)
- (5).テストが通るままでリファクタリングを行う(refactor)
- (6).(1)〜(5)の繰り返し
- TDDと黄金の回転
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- 綺麗・汚いの線を突破するのは『リファクタリング』だけ。
- リファクタリングを経ないと、強く意識しないと。
- ※リファクタリングが一番大事。
- 作ろう作ろう・・・納期に迫られているのと同じ。リファクタリングしてない。
- (次の項目に移る前に)和田さん『大事な事忘れてた!』
- 出典:『ジョジョの奇妙な冒険』これは大事な概念です。1つだけ覚えて帰るならこの絵。
- TDDのこころ
- 1つずつ、少しずつ。
- 達成可能なものを、1つずつ倒していく。
- 小さく区切りながら。
- 達成可能な小さなステップを定義
- スキルの問題。
- どうしても大きい塊で対処してしまう。最初は。
- 小さい問題の集合に分解する・・・演習が必要。
- 困難を覚えるペアは多くなると思う。
- この辺体験してもらえれば。
- 自分が最初のユーザ
- 開発するテストをコードを先に書く。
- 自分が書いたコードの最初の利用者は自分。
- 私つくるひと、あなたつかうひと、だとコードの使いやすさがわからない。
- 自分が常に利用者の立場で。
- 使いやすいかどうかが一目瞭然で分かる。
- 利用者の視点に立つことが出来るのがTDDの利点
- 自分のドッグフードを食え(Eat Your Own Dog Food)
- 自分が書いたコードの最初の利用者は自分。
- 開発するテストをコードを先に書く。
- 道具にこだわる
- 不安をテストに。
- どこに、何に対してテストをすれば良いか。
- 工学的な定義は沢山成されている。
- 書籍を紐解くのが早いよ。
- 和田さんが言いたいのは開発者テスト(developer testing)。
- 開発者が手を止めるのは何か。
- →不安。
- →不安が手を止める。『ここのアルゴリズムは簡単なのか?』
- 不安が開発の促進を妨げる。
- 自分自身が答えを持っている。何がわかって何がわかっていないのか。
- 不安の量を削り取っていく。
- 例)組織のコーディング規約
- getter/setterには不安を持たない。
- メインのメソッド(の不安)はsetter/getterの比では無い。不安の濃淡が違う。
- TDDのテストは不安を克服して前に進めていくための手段。
- 開発者が手を止めるのは何か。
- 祈るのではダメ
- 3本柱が一本も無い・・・リリースしてみるまで本当に動くかどうかわからない。
- 常に爆弾処理をするような状況でリリースを行ってしまう現場、現状は沢山ある。
- どうやったら現状を救うことが出来るのか。楽になるのか。
- 編集→祈る、では現在的な開発とは言えない。
- テストが命綱
- なぜTDDをするのか
- わたしたちは完璧なプログラマではない
- 最初から思い通りにコードが書けるほど、私たちは賢くない。
- 最初から思い通りに動作するほど、対象は単純ではない。
- 素早く対象に近付き、フィードバックを得て方向修正をしながら開発を行う必要がある
- テストは目的ではなく手段
- 心理的なものが大きい
- 即座にフィードバックを得るため
- 書いたコードに自信をもつため
- これから書くコードに自信をもつため
- 心理的なものが大きい
- TDDの真の目的
- 事例
…とここで所定の時間となったため、一旦講演はキリの良いところで終了。残りの部分を演習終了後に持ち越すことになりました。
Backlog利用に関する説明
今回のTDDBCでツールとして使うBacklogの登録・利用に関する説明。商品開発元のヌーラボさんの中の人からの簡単な説明がありました。今後継続して使うかもしれないという事です。
TDD実演デモ
少々の休憩を挟んだ後、TDDの実演デモ。言語はJava(on Eclipse)で、和田さんと今回大阪からはるばる東京まで来られ、#jggug → #scmbc → #tddbc と共に3連戦されたいろふさんによるデモペアプロとなりました。
お題は『FizzBuzz』。いわゆるナベアツなやつですね。
どういった設計思想なのか、命名規約ひとつにとってもどういった指向/考えを持っているのか。そういった点についてお互いコミュニケーションを重ねていき、交互にプログラミングを重ねていきます。
また、テストを先に書く(ゴールから書き始める)事=利用者の視点、『ゴール指向』に立って考え、進めるという点が強調されました。これは後の演習でも効いてきます。
主催者権限LT
LT資料はこちら。
- TDDBC東京 1.6 LT
- View more presentations from pocketberserker
なかやんさんのBootCamp系イベントに関する妄想・構想について。
等々、実現されたら面白そうなものばかり。また、講師の和田さんに頼り切っている部分もあるのでその辺りを今後どう良くしていくかなどのお話もあったり。
- まとめ
- 開催するなら皆で準備しましょう
- 妄想はときに現実となる
- 皆で考え実践してこそアジャイルでは?
演習1/レビュー/演習2/総括
自分が座ったJavaのグループメンバーは以下のお三方。
プラス、TAに太田@ついったー(TwitterID:@oota_ken) さんがついて頂き、演習スタート。
@shokos さん以外はTDD未経験・浅い感じなので最初のうちは進め方に手間取ったりしましたが、2〜30分もして慣れてくると良い感じに回転していく感覚が実感出来てました。
やはりペアプロをやる事で新たにな発見や、見落としている部分も多く、一人では悩んでいたミスの原因等も即座に判明したりなど、ペアプロの効果を存分に体験出来たりしました。
課題自体は前述のBacklogに各自ユーザログインし、課題を確認。
演習時間は2時間/1時間半とたっぷり取ってあるように思えましたが、いざこなしてみるとあっと言う間に時間が過ぎており、『全然足らない!』と実感。疲労度は半端なく、TDD/ペアプロ体験者、業務経験者の『残業出来ない、定時でヘトヘトになる』という言葉そのものの真相を見事に体感。(実質、演習時間内は全く休憩を取っていませんでした)
時々刻々と変化する要求仕様(登録時にメールアドレスも設定しているので、変更通知が来たりもした)に頭を悩ませたりも。
上記の仕様変更はちょうど和田さんの講義内で出た『不安をテストする』の言葉通り、本来なら感じた時点でテストなりリファクタリングをすべき所を1点しておらずにいた部分を突かれたものであり、時間も差し迫っていた為に完全には対処出来ませんでした。これは非常に良い経験になりました。
また、『時間が来るから終わらせなきゃ』となるのではなく、目の前のタスクを倒す事に集中して取り組む、不安を解消するのが優先…という取り組みの切り替え方だったり、問題の切り分け方、対処の仕方などを適宜@oota_kenさんにご教授頂き、非常にスムーズに進める事が出来ました。
結果として出題された7つの課題+1つのバグに対して私たちのグループは4〜5個消化したところまで行ったのかな?最後までこなせなかった悔しさとか残念さとかは全くなく、不安を解消し、自信を積み上げて行った事による達成感・爽快感しか残ってませんでした。
グループの皆様、@oota_ken さんありがとうございました!
(ペアプロ時の風景。画面中央のRedBull×3は全て自分が飲んだものです(笑))
模範レビュー
この日のお題にF#で取り組んでみたという@bleisさん解説によるレビュー。Visual Studio/NUNit/git nowという環境で課題5(&バグ8の対応)まで進んだ時点で終了。
プロダクトコードわずか36行、テストコード約120行という成果物の見事なコンパクトさに驚きつつも、コード実装上における@bleisさんのとある解説箇所に和田さんが『なるほど…』と感心されていたのが非常に印象的でした。
講演(続き)
午前中に消化しきれなかった基調講演の残り部分の講演。
- 応用
- テスト駆動開発の応用的な側面
- テストの無いコードが既にたくさんある
- テスト駆動開発の応用的な側面
- 現実と戦うための本
- 1.レガシーコード改善ガイド
レガシーコード改善ガイド (Object Oriented SELECTION)
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-
- 帯の『テストが無いコードはレガシーコードだ!』
- Disる本では無い
- どうやってテストコードを書いていくかについて解説されている本。
- 現場にとって最も重要となる一冊では。
-
-
- 2.データベース・リファクタリング
- 作者: スコット W アンブラー,ピラモド・サダラージ,梅澤真史,越智典子,小黒直樹
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- 既にデータの入ったデータベースがある環境に取り組むための本。
-
- 3.xUnit Test Patterns
xUnit Test Patterns: Refactoring Test Code (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))
- 作者: Gerard Meszaros
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-
-
- 厚い!(883P)
- Wikiが本になっている
- 元ネタは以下。
- 読書会も過去開催されていた。
-
One More Book…
-
- 4.Growing Object-Oriented Software, Guided by Tests
Growing Object-Oriented Software, Guided by Tests (Addison-Wesley Signature Series (Beck))
- 作者: Steve Freeman,Nat Pryce
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- この先生き残るために
- 沢山本を読もう
- TDDはスキルです
- 才能ではなく、取得可能です
- 量は質に転化します
- 写経しましょう!
- 技術書の写経の方法
- TDDと黄金の回転
- 緑のバンドに刻まれた、『acts as professional』の意味
- テストコードを書くのはプロとして当然のたしなみ
- Bob Martin曰く『テストを先に書くことが面倒だと思うときがある』
- ボブ:辛いときに左手のバンドを見てるらしい。和田さん『Bob Martingも辛いんだな・・・』
- ↓
- 名古屋で作る話に→出来た!
- 懇親会参加されない方には、後ほど応募フォームを告知。
- (懇親会参加者はその場で購入することが出来た。後述)
- Bob Martin曰く『テストを先に書くことが面倒だと思うときがある』
Bob MartinやTDDBCにおけるグリーンバンドのお話については以下の辺りを参照。
- InfoQ: Bobおじさんが述べるTDDの適用可能性
- Musings of a Software Development Manager » Clean Code Band
- InfoQ: Coplien氏とMartin氏、TDDとCDDそしてプロフェッショナルの定義について大いに語る。
- グリーンバンド共同購入まとめ - みずぴー日記
時間が押していたので、ふりかえり(KPT)の時間は取れず。後日、Backlogに各自で記載するという形となりました。
総括
『t_wada賞』と題して、今回最も印象に残った方を表彰するというサプライズが。和田さんの選定により、Twitter上で精度の高いtsudaりを見せておられたSHIOYA, Hiromu(TwitterID:@kwappa) さんが見事受賞!商品として、なかやんさん自腹購入による書籍『データベースリファクタリング』が贈呈されました。
最後に、主催者であるなかやさんさん・和田さんからのコメント。
- 仙台に次ぐ短納期でした。
- irofさんスタッフ昇格。
- 7/30のSCMBCも同様。拍手!
- 和田さん登壇・スケジュール調整の件(前述)について。
- 会場提供して頂いたニフティさん、拍手!
- なかやんさん『今日のTDDBC、満足された方!』→会場のほぼ全員が挙手。
- なかやんさん『次回も参加したい方!』→会場のほぼ全員が挙手。
- なかやんさん『今挙手された方!次回は主催者で参加です!』
- アウトプット出すまでがTDDBCです。
- グリーンバンドの件。和田さん『1本500円でご提供させて頂きたく…』と口調が通販番組風に。
以上で本編終了。てきぱきと撤収作業を終え、お開きとなりました。
この日は直前で懇親会参加を申し込んでいたので、そのまま大森駅近辺のお店でで開かれる懇親会に参加。
懇親会
約20名が参加。周りを見渡すと凄い人ばかり。ってな感じの雰囲気でした。
本編開催中にも『和田さんは懇親会も参加されますが、途中で帰られます』というアナウンスがされていたので、時間の早いうちに!と思いサインを頂きに。
バッチリ頂きました!
…というかですね、自分は今回『TDDBCで和田さんなら、この本にサインを頂きたいな』と思い『テスト駆動開発入門』を持参してきたのですが、本来ならこの時期であれば『きのこ本』だろう。と他にサインを頂こうと持参しておられた方のきのこ本を見て『あ〜っ!しまったぁ。』と若干後悔w
- 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大
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そんなお願いにも、和田さんは快くサインをして頂きました。本当にありがとうございます!
次回何らかのイベントの際には改めて『きのこ本』へのサインを頂きに参加していきたいと思いますので、その時はまた宜しくお願い致します!
(縦サミレポートの件 をお話したところ認識はして頂けていました、そこにも感動!)
懇親会の途中で、希望者に対してのグリーンバンド販売が行われました。自分は最初1つ購入し、一巡してまだ在庫に余裕があったので追加でもう1つ購入。晴れて修了証を手にする事が出来ました!!次回またどこかのTDDBCに参加出来た際、そして日々の作業でテストに励む際等には身につけてモチベーションをUPさせていこうと思います。
このエントリで直近1週間、怒涛の勉強会参加ラッシュ(7日間で5個の勉強会参加・うち2つはBootCamp)&参加レポート書きもひと段落。かなり無理したスケジュールとなりましたが、そのどれもが参加した意義のある、非常に中身の濃いものでした。このエントリ執筆時点で既に8月に途中してますが、8月(以降)も興味関心のある勉強会には顔を出しつつ、実装・アウトプット出しを主眼に置いて活動出来るように日々精進していこうと思います。
(追伸)実はこの日は誕生日でした!Twitter上でお祝いコメントくださった方々、どうもありがとうございました♪(^o^)
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