Spring2.5へのバージョンアップ
Spring Framework 2.5の最大の特徴はパフォーマンスの大幅な改善とJava SE 6および
Java EE 5のフルサポート(JDBC 4.0、JTA 1.1、JavaMail 1.4、JAX-WS 2.0)、
Jarファイルを置き換えるだけで従来の2.0.x系からアップグレードできる互換性の高さにある。
従来の2.0.x系を使っているすべてのユーザに2.5へのアップグレードが推奨されている。
Jarファイルの置き換えだけで動作することから、2.0.xを使っている場合にはアップグレードを検討されたい。
2.5で新しく追加された機能はアノテーションドリブンなDI機能、クラスパスや管理オブジェクトから
自動的にアプリケーションコンポーネントを検出する機能、AspectJロードタイム折り込み機能の組み込みサポート、
JUnit 4およびTestNGの両方に対応した統合テストフレームワーク、WebSphereサポート、
JCA 1.5メッセージエンドポイント管理機能など。Spring Framework 2.5はJDK 1.4.2以降およびJ2EE 1.3以降を
サポートしているため、WebLogic 8.1やWebSphere 5.1/6.0を採用している開発者も同バージョンを活用可能だ。
Spring Frameworkは2系になってから実行速度の面で遅いと指摘されてきたが、2.5では大幅に改善されている。
後方互換性も高く移行も簡単だ。Spring Frameworkを採用しているデベロッパはぜひ同バージョンを試してほしい。
おっ、JTAもサポートしてるんですね。前回断念した部分これで実現出来そうかな?
導入自体も比較的楽そうだし、EclipseのSpringIDEも2.5には対応してそうなので、試してみよう。