オシム本3冊
- 作者: ゲラルト・エンツィガー,トム・ホーファー,平陽子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/11/24
- メディア: 単行本
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- 作者: 木村元彦
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2005/12/05
- メディア: 単行本
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- 作者: 児玉光雄
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
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上記で紹介した以外にも数多くの本が出ているということ、
また「語録」と称して数多くの書籍やWebでそのひとこと一言が
取り上げられているだけでも、この人の人間としての奥深さ、
頭の回転の良さなどが伝わってくると思います。
「イビチャ・オシムの真実」と、「オシムの言葉」の2冊は、
その辺りの考え方、人格がどのようにして出来てきたかが
よく分かる内容になってます。
また、「イビチャ・オシムの真実」では、ジェフ監督〜日本代表監督時代
についても追記されています。
「オシム 知将の教え」は…語録を列挙し、それに半ばこじつけの形で
今流行り?のコーチング技術(〜の技術と称して)を紹介しています。
語録はすっと入ってくるんだけど、読ませたい「技術」のほうはさっぱり。
…( -д-)?
読み物としては、あまりお薦め出来ないですね。
年末だったかな?あるスポーツ番組で現日本代表GK川口能活が
「オシムさんが日本代表監督になってくれている事に 感謝しないといけない」
って事を、ホント「ありがたい…」って感じの口調、
表情で話していたのが 印象に残っています。
選手にこれだけ尊敬され、慕われているという事は
相当の人格者なんだなぁ…と。
先日行われた正月の会見でも相変わらず調子で今後の展望を
述べていたけれど、客観的に見れば恐らく正しい見方なんでしょう。
目先の結果だけを優先する今の日本の風潮では、ヘタしたら
南アフリカW杯を前に途中解任もありえるかも知れません。
(まぁ、余程結果が悪くない限り無いと思うが…)
彼の元で日本代表が、日本サッカーがどれだけ変わっていくのか、
4年間と言わず出来るだけ長い期間、見守って行きたいものです。