『JUnit実践入門』写経・実践会 in 横浜 #8 (最終回) を開催してきた #junitbook

去年12月の第1回から回を重ねて来て、当回で第8回を数えるまでになりました。そして第8回を以って、『in 横浜』と称した横浜開催は最終回となります。

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)

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この回も当然ながら開催会場は横浜タネマキ。結果として第1回(at ルノアール横浜関内店)を除いた全ての会(計7回分)を横浜タネマキで行った形となりました。私のみならず参加者の皆さんも、このシリーズに参加する事で横浜タネマキの顔馴染みになられたのではないでしょうか。

これまでの開催履歴を振り返る

これまで、勉強会開催で主催や司会進行等を行った事は特に無かったのですが、このシリーズではその辺りに継続して取り組む事が出来ました。企画・司会進行を主とした立ち位置で場を・会を回して来てみた訳ですが、いかがでしたでしょうか。開催時のファシリテート然り、司会進行用のスライド作成然り、勉強になる事が多かった一方でまだまだ向上・研鑽の必要性があるなぁ〜とはしみじみ感じた次第でした。

私自身、JUnitや各種テスティングに精通しているという訳ではありませんでしたが、横浜の地で開催すると言う事に賛同・乗って来てくれた、各々の回に参加して頂き、素晴らしい知見・経験を語って頂いた皆様方のお陰で会のクオリティ然り、熱気然り、継続して高いクオリティ・テンションを維持出来てきたのではないでしょうか。そういった意味でも、皆さんの力無くしてはこのシリーズを完走させる事は出来なかったと思います。この場を借りて参加された皆さんにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました!

以下は開催時のブログエントリ一覧です。12月から7月まで、綺麗に月1のペースで毎月開催を続け切る事が出来ました。各回終了前に参加者間で都合の良い日・悪い日を確認し『継続可能なスケジュール』で進めて来たのが功を奏した形ですかね。そして皆さん継続して参加し続けてくれたのが何よりも大きかったと思います。


JUnit/テスティングに関する『猛者』な方々の参加もシリーズに華を添えた形となりました。こういった形で『その道のすごい人』に色々話が聞けるのも読書会・勉強会の醍醐味ですね。

また、『ステッカー職人』『サザエバンジェリスト』としても名を馳せているsue445 (TwitterID:@sue445)さんも各回で発表やテストの知見を披露して頂きました。


当シリーズ開催告知・参加者募集についてはconnpassを利用しているのですが、こちらの管理機能にはシリーズ参加者の延べ人数がカウントされております。『JUnit実践入門』写経・実践会 in 横浜』参加の延べ人数は45人でした。改めまして、当「『JUnit実践入門』写経・実践会 in 横浜」シリーズにご参加頂いた皆様、ありがとうございました!


当日の流れ

そして当日の記録をば。

当日は自分も少し遅れ気味で、その他にも何人か遅れるとの事でしたのでこんな感じで開始を遅らせましょう、とつぶやいたところ、

割と多くの人が読んでいた模様(笑)まぁ横浜タネマキには全巻揃ってますからね。読んじゃいますよね。

参加メンバーは9名。皆さん顔見知りでしたので自己紹介コーナーは割愛。

今回もディスカッションの時間を設けてみましたが、今回は「書籍全般を通じて」という形で幾つかトークを展開させてみました。

  • 最近の開発でやっているが、書籍では『漏れている』テーマ等はあるか?
    • Groovyは書いてない、というか書けなかった。
  • 現在、この書籍を利用した新人研修をやっている、
  • Javaを/開発を知っている人がこの参考書を見ながら…というのは良かった。
  • 一方、完全入門者、初心者には少し敷居が高い?
    • 語学環境研修などを行った上での2歩目ならアリか?
  • JUnitの技術的な側面には触れているが、そこ以外にはそうでもない?
  • 新人教育での「テストの教え方」
    • 第2章:なぜテストをさせないといけないか『一回氏ねば良いねん』
    • テストのプロセスを作業に組み込んでしまう。
  • 本の評判:
    • JavaだとJUnitを当たり前に使っている。そんな人達でも『こんな機能があったのか!』という発見があった模様。
  • とある新人君に対して勧める本。これ読んでおけというのがあれば。JUnit実践入門を読む前に、読んだ後に読むべき本があれば教えて欲しい。
  • Javaは一番最初に学ぶ言語としてはノイズが多すぎる、ハードルが高い?2つ目の言語としてなら...
    • プログラミングのイロハを新人に覚えさすには、Javascriptが良い?手軽さ等から。
  • リーダブルコード
    • とある場で、ペアプロで名称の候補を3つ考える、というのをやった。(コメント等の書き方についても同様)そこからベストをチョイス。
    • 繰り返してやっていくと新人には力になる。

ディスカッションを小一時間程行った後は、各自課題をチョイスしてのTDD・ペアプロタイムへ。

別のイベントで行なっていた『ボウリングのお題』に取り組んでいた方が多く、会話にもボウリングネタが割と多く出ていた感じでした。技術話、仕様の話についても盛り上がっていた模様。この辺りは参加者個々のブログ等でもレポートしてくれる事を期待したいと思います。

一方自分に関しては、今取り組んでいるネタのテストコード書いたり、ブログ書くネタを収集したりと、細々としたタスクを消化しておりました。

そして後半は、横浜タネマキを利用するようになってから進めよう、成し遂げようとしていたあるタスクを完遂させるための時間に費やしました。

それは…『ジョジョの奇妙な冒険 全巻制覇』!!(しろめ

この日時点で、第5部(ジョルノ・ジョバーナ編)のみ読み切っていなかった為、若干駆け足ではありますが第5部読破致しました!これで既刊全108巻、読破達成です!これが何気にこの日一番の成果かもしれない...w

イベントは(横浜以外にも)まだまだ続く...

という訳で横浜編はまったりムードの中、終了となりました。ご参加頂いた皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。

横浜編については終了しましたが、この書籍に関する読書会は他の地域でも継続して開催されています。現在ですと大阪。そしてオンラインという形での読書会も始まっているようです。書籍『JUnit実践入門』の内容に興味のある方はこれらイベントに顔を出してみるのも良いと思います。

また、諸々の事情でこれらイベントに参加する事が困難な場合は、2〜3人と言った少ない人数ででもざっくばらんに書籍(やテーマに)ついて語り合う場を持ってみる事から始める…というのでも良いかも知れません。始める事にそこまで準備は要りません。書籍と語り合う場があれば、直ぐにでも始める事が出来るでしょう。まずは小さな所から始めてみてはいかがでしょうか。

ではでは。