ジャッキー・チェン最後のアクション超大作『ライジング・ドラゴン』を観てきた

観て来ましたよ!『最後のアクション超大作』と銘打って公開されているこちらの作品『ライジング・ドラゴン』。


つーか、映画館で観るのっていつ以来だろう?昔は結構映画館ででも観ていたんだけどな〜。と過去作品を振り返ってみる。

…うむ、恐らくは『WHO AM I?』(1998年)が"個人的に劇場で観た直近の成龍作品"っぽい。15年前かよ!w(; °Д°)

『WHO AM !?』と言えばこれですね。ビルの壁面滑り。

でも、言い換えればこの頃から換算しても、およそ15年もの間数々のアクション大作を撮り続け、一線で頑張り続けて来たんですなぁ…


しばらくは映画館で観ることが無かった成龍作品、やはりここは劇場で観なくてはな〜と思ったのが以下のポッドキャスト。後編ではマイケル・ジャクソンについて触れている(集大成を見せる前に道半ばで亡くなってしまった)一方で、ジャッキーは『集大成』と銘打った作品をこうして作り上げることが出来てその勇姿を拝む事が出来るのだから、これは観に行くべきだ!と。これを聴いていた事もあり、今回映画館に足を運びました。


観に行って来たのはブルク13@横浜桜木町。観に行ったのがこの日(祝日)の21:10開始回だったため、あんま観客も居ないのかな〜と思って来場してみたものの、着いてみるとなんと鑑賞客はたった1人(つまり自分だけ)。まさか貸切状態で映画観れるとはwww (※ツイート観る限りだと日中は親子連れ等も多く鑑賞していたみたいですね。まぁ次の日平日ですし)


以下、感想というか雑感というか。

  • いっちばん最初、ゴールデンハーベストのアレでは無いのだな〜としみじみ。まぁ当然っちゃぁ当然な訳なのですが、ジャッキー映画といえばアレでしたね〜。

  • 冒頭の全身ローラーで降る一連のシーン、予告等でも繰り返し観てはいるがやはりすごいな…
  • 物語、脚本の内容については推して知るべし。まぁ毎度のクオリティだとは思うし、成龍映画はここを楽しむものではない。アクションを楽しむものなのだ。
  • 中盤のジャングルシーンはちょっと中だるみだったかも知れん。(森の中ですし)画的にも若干ごちゃごちゃして観づらかったかも。
  • 最後CGもふんだんに入っているとは思うが、それを差し引いてもやり過ぎだw (しかもNGシーン観るとそのシーンをちゃんとやってる事が分かる)
  • ストーリー的には確か人が殺される、死ぬシーンは無かったはず。この辺りの特長もジャッキー映画ならではだったな〜。
  • 物語の途中、幾つか日本に関する台詞が出て来ていたのは素直に嬉しかった。
  • 一方、物語で敵方が日本語を使っていた部分があったけれど、あれはどういう意図だったのだろう?
  • NGシーン前のクライマックスシーンにはサプライズ的にカメオ出演している面々多数。しかも最後のカットではジャッキーの◯◯が!
  • スタッフロール、成龍の名前多過ぎ。至る所に『成龍 JACKIE CHAN』の名前が。
  • NGシーンを含めたエンディングも、諸々感慨深い要素多数。ジャッキー映画をNGシーン観ずに帰ってしまう人はそうそう居ないとは思いますが、この作品も最後まで観ることをお勧めします。本人のコメントもアリ。


という訳で(貸切状態なのも相まって)『ジャッキーチェン最後のアクション超大作』、存分に楽しむ事が出来ました。

このエントリ書くTOPの予告動画を観ていたんだけど、吹替版も言わば『ジャッキーチェン最後のアクション超大作の最後の吹き替え版』でもある訳で、実は振り返ってみると『映画館で成龍映画を吹替版(石丸博也氏)で観た』事って無いんだよな〜と気付いた。ちょっとこれはもう1回観るべきかな?