アジャイルサムライ読書会 横浜道場 特別編 First に参加してきた #agilesamurai #横浜道場
- 4月26日 アジャイルサムライ読書会 横浜道場 特別編 First
- 2012/04/26 アジャイルサムライ読書会 横浜道場 特別編 First #agilesamurai #横浜道場 - Togetter
ここまでの横浜道場はディスカッションベースで5回程進んで来ましたが『特別編』と題した今回は『ワークショップ&LT大会』という趣向を凝らした内容となりました。
以下、写真比率多目のダイジェストなメモ。
ワークショップ:『THE SPECIFICATION EXERCISE』
まずは横浜道場道場主の『ありがたいお話(a.k.a. 開会挨拶&会場説明等)』。
次いでそのままワークショップの流れに。今回ファシリテーターを務めるのはTsuyoshi Yasunishi(TwitterID:@tsuyok)さん。横浜道場スタッフの一人でもあります。
ワークショップのテーマは『THE SPECIFICATION EXERCISE』。
詳しい内容については、以下のエントリ及びスライド資料等をご参照ください。
概要を超〜〜ざっくり言うと、『文字情報のみで仕様を伝える"伝言ゲーム"』という感じでしょうか。予め決められた以下のルールに従った『コミュニケーションを題材としたワークショップ』です。以下はスライドに関するメモ。
- 普段行っている『コミュニケーション』
- メール
- しゃべる
- 朝会
- メッセンジャー
- 仕様書・申請書・報告書…
- 文字を使ったコミュニケーション(の難しさ)について体験。
- スクラムアプローチ
- The New New Product Development Game - Harvard Business Review
- スクラムの元になった資料 - (ハーバードビジネスレビュー) New New Product Development Game - kawaguti の日記 (id:wayaguchi)
- スクラムの生みの親が語る、スクラムとはなにか? たえず不安定で、自己組織化し、全員が多能工である 〜 Innovation Sprint 2011(前編) − Publickey
- AgileJapan2010 基調講演:野中郁次郎先生による「実践知のリーダシップ〜スクラムと知の場作り」
- View more presentations from Kenji Hiranabe
- 仕様書で間を埋める
-
- 隙間…各工程、違う人がやる
- 隙間を文字で埋める
- 完璧に埋めるにはどうすればいいんだろう?
- ドキュメントをかんぺきに作れば解決?…体で検証してみましょう。
- 【ワークショップのルール】
- 4〜5人でチームを組む
- 開発者のロールを担当する人、仕様を書く人をそれぞれ2〜3人で分担
- 仕様担当者(描く絵の仕様を書く人)は別室にある『絵』を見て、その場で文章(仕様書)を作成
- 部屋に戻って、開発者(仕様書に基づき絵を描く人)に仕様書を渡す
- 仕様担当者は部屋に戻ってからは喋っちゃダメ。
- 開発者は文章をもとに画を描く、質問してはダメ。
- 制限時間内(今回は12〜15分程度)で最終的に納品物に近い絵を書くのがゴール。
私自身は組んだチームでは『仕様書を書く人』のロールに回り、都合2回お題に挑みました。
ワークショップ1回目はこんなお題&こんな成果。簡潔で分かりやすい内容を心掛けましたが、細かい部分で仕様を伝えきれなかった部分も。
1回目の内容を振り返りつつ改善を加えてみたつもりだったのですが、それでもアラは出てしまい、1回目に比べると満足行く仕様伝達は出来ていなかったのではないか、と思います。内容が複雑になったが為に仕様を書ききる事に気を取られてしまい時間を効率的に使えなかった点、情報を小出しにしてこまめにレビューを重ねて行った方がより良い質のものが出来たのではないか、という点などが私たちのチームではポイントとして上がりました。
その他の班の成果についてはこんな感じ。最後のザク(1回目のフジヤマもですが)はどういった過程で作られたものなのでしょうか。謎です…(笑)
- スクラムのフィードバックサイクル
- 自然にPDCAのサイクルが回る
- 改善することがプロセスに組み込まれている
- 義務感ではなく自発的意思で回している実感
- チームや作業だけでなく、プロダクトへフィードバックする仕組みが組み込まれている
振り返り内容については各チームそれぞれに思う所があったようです。そのあたりの詳細な内容は各参加者の皆さんのブログエントリに期待しましょう。:-)
LT大会
ワークショップの後は、今回のもう一つの目玉『LT大会』です。計5人がエントリ、どれも特色のある熱いLTでした。こちらもメモは取って無かったので写真(と上がっているものに関してはスライド資料)で雰囲気を感じ取ってください。最後の『ジョジョ』LTが全てを持って行ったような気がしなくもない今日この頃です。
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ふりかえり
横浜道場恒例のふりかえり。LT大会最後の『ジョジョ』のインパクトが大き過ぎたせいか、振り返り内容も『ジョジョ』を反映したものが多かった気も(笑)
※ちなみに、万が一『ジョジョ(の奇妙な冒険)』をご存じ無いという方がいらっしゃいましたら、以下のリンクなどをどうぞ参考に。シリーズ累計100巻を超える大長編漫画です。
…と言った感じで、内容盛り沢山となった横浜道場特別編第1回。懇親会も非常に高い出席率で盛り上がりました。
横浜道場は次回以降通常の読書会に戻りますが、また要望等があれば定期的に『特別編』の形で開催される事も検討されます。通常回&特別回共に、横浜道場は緩やかな良い雰囲気で読書会を開催していますので、興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
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