映画『キック・アス』鑑賞!オススメです!!

日付的には昨日2011/01/02になりますが、2011年新年一発目の映画を観てきました。上映館は桜木町横浜ブルク13


観てきた映画は『キック・アス』。

映画自体の存在を知ったのは、以下のポッドキャスト配信音源にて。映画評論家である町山智浩氏によって紹介され、その内容の過激さに『ものすごい興味あるが、これは日本国内で上映されるのかしら…』と思っていた所、2010年12月から上映されている(上映されていた!)という事で新年明け早々、いざ鑑賞へ!と相成りました。

R-15指定、11歳の少女がさっくさく人を斬り銃をぶっ放して殺していく…(主人公は別に居るのですが、インパクトとしてはこちらの方が強すぎ)。

モラル的にも如何なものかと言うような残虐描写・放送禁止用語のオンパレード…。

という観る人が観たら『まぁ!』と憤慨しそうなコンテンツ満載、賛否両論分かれそうな内容となっております。

下記は映画の予告編ですが、かな〜りその辺の厳しい描写を抑えたものになっていますね…。映画を観た後再度予告編を観るとその辺のギャップが分かるかと思います(笑)

  • KICK ASS − キックアス 予告 (字幕)


そんなビックリするような内容なんですが、評価の方は実はこれまたビックリするような高評価。上記ポッドキャストを聴いただけで自分としては興味をそそられましたが、これまでに無いタイプ(方向性?)の内容・新鮮さにみんな度肝を抜かれた部分はあるんでしょうねぇ…。

配給会社はあのブラッド・ピットが代表を務める『プランBエンターテインメント』という所。国内展開についても大規模な展開でのスタートとなならずな展開でしたが(下記Togetter参照)、口コミ評価等も相俟って徐々に上映館数を拡大している模様です。

映画の翻訳はポッドキャストでも紹介をなさっていた町山智浩氏。自分などは氏の出演するポッドキャストを度々耳にしていたので(主に『タマフル(=ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル)』にて)、且つポッドキャストで『キック・アス』の件について評論していたのを聴いた上での映画冒頭『翻訳:町山智浩』の文字が出た瞬間、リスナーとしてニヤリ、そして映画自体への期待感もグッと高まりました。約120分、全くダレる事無く楽しめました。

この映画の中では群を抜いてのビッグネーム、ニコラス・ケイジ(映画中ではヒットガール役の女の子の父親(=ビッグ・ダディというヒーロー)を演じている)も良い味出してます。

…まぁしかし、この映画絶対テレビでは放送出来ないだろうなぁ。11歳の女の子が汚い言葉でバタフライナイフを操ってるって時点でアウト過ぎる(笑)

先程も述べた通りR-15指定、残酷描写・放送禁止用語連発の内容の為相当刺激は強いですが、その辺りの尖りを受け入れられれば、頭を空っぽにしながらも痛快に楽しめる映画だと思います。

また、映画の元となった原作コミック(実際は映画とコミック同時進行な部分もあった模様)も翻訳版で発売されているようです。早速購入クリック致しました。

キック・アス (ShoPro Books)

キック・アス (ShoPro Books)

続編も噂されているようですし(エンディングもそれとなく続きを匂わせるようなものではあった)、
非常に楽しみです!オススメです!!(by 宇多丸師匠風inタマフル)

  • その他関連動画
    • "ヒットガール"役子役女優の来日時のもの。


    • 海外版の関連映像。

  • この映画の存在を知るきっかけとなった町山智浩氏の主催『松嶋×町山 未公開映画祭』関連動画。『キック・アス』のみならず、氏の推す映画はオススメ作品ばかりです。