書籍『Amazon Web Services クラウドデザインパターン 実装ガイド』写経・実践メモ - 2章 基本クラウドデザインパターン
主に以下の書籍について、"実践編"のタイトル通り実際に読み進め、環境構築を行なっていった過程でのメモ書き等を後学の為にもエントリとしてUPする事にする。
Amazon Web Services クラウドデザインパターン実装ガイド
- 作者: 大澤文孝,玉川憲,片山暁雄,鈴木宏康
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/02/07
- メディア: 単行本
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なお、以下の書籍も時折参照。
Amazon Web Services クラウドデザインパターン 設計ガイド
- 作者: 玉川憲,片山暁雄,鈴木宏康
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/08/02
- メディア: 単行本
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Amazon Web Servicesプログラミング ―APIの基礎からElastic Beanstalkの利用まで
- 作者: Jurg van Vliet,Flavia Paganelli,Steven van Wel,Dara Dowd,玉川憲,Sky株式会社玉川竜司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: 大型本
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2章 基本クラウドデザインパターン
Snapshotパターン
ある瞬間の仮想イメージを保存。
- AWSでは、【EBS】が『スナップショット』機能を有しているのでこれを使う。耐久性は『イレブン・ナイン』(99.999999999%)。
- スナップショット機能を用いる事で、EBSに含まれるデータが丸ごと【S3】に複製される。
- 2回目以降のスナップショットは差分のみを保存。
- データだけでなくOS丸ごとのスナップショットも可能。AMIとして利用可能となり、ここからOS複製も可能。
関連:
- suz-lab - blog: サイズの小さなAMIからブートディスク(EBS)を大きくしてEC2を起動
- EC2においてEBS Snapshotでバックアップを取得しそれをリカバリする方法 at nkjmkzk.net
- cloudpackブログ - cloudpack(クラウドパック)Amazon EC2などクラウドの導入設計、運用・保守サービス: サイズの小さなAMIからブートディスク(EBS)を大きくしてEC2を起動
実践
- EC2インスタンスが利用しているボリュームを確認
- そこからスナップショットを作成(EBS -> Snapshot)
- スナップショットからは直接アクセス出来ないので、そこからEBSボリュームを作成(Snapshot -> EBS) create volume…
- スナップショットからAMIを作ることも出来る(Snapshot -> AMI) create image...
Stampパターン
EC2インスタンスを雛型から作成。あたかも『スタンプ(Stamp)』を押すかのように仮想サーバを複製する。
実践:
- snapshotからイメージを作成(create image)。
- EC2インスタンスから操作し、AMIを作成。(create image(ebs ami)
- AMIインスタンスの起動 -> ECインスタンスに表示される
- 前以て作成した(&AMI起動時に流用した)証明書を使ってログイン確認
関連:
Scale Upパターン
CPUやメモリー等のスペックを変更する。動的なサーバーのスペックアップ/ダウン。
- EC2では簡単な操作でサーバスペックを変更出来る。
- 変更は停止中に限る。
- 似たもので『Scale Outパターン』があるが、こちらはサーバ数の動的増減。
関連:
Ondemand Diskパターン
動的なディスク容量を変更。
- 方法は2種類。
- 新しいディスクを追加する方法
- 既存ディスクを拡張する方法
実践:
- 新規ディスク追加
$ sudo mkfs -t ext4 /dev/sdf $ sudo mkdir /ebs $ sudo mount /dev/sdf /ebs $ ls /ebs
- 既存ディスク拡張
$ df -h Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置 /dev/xvda1 7.9G 957M 6.9G 12% / tmpfs 298M 0 298M 0% /dev/shm $
resize2fsコマンドで再構築後再確認。
$ sudo resize2fs /dev/sda1 $ df -h Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置 /dev/xvda1 20G 961M 19G 5% / tmpfs 298M 0 298M 0% /dev/shm $