Groovy製BDDフレームワーク『Spock』開発環境構築手順(※Eclipse ver.)

Spock公式サイト『Getting Started』のEclipseに関する部分を実践する形でエントリとして上げてみた。幾つかポイントもあったのでメモ。

事前準備

まずはEclipseインストール。

そして、Eclipse Groovy Pluginをインストール。

Eclipse起動後、Groovyに関する設定をちょこっと変更しておく。[ウインドウ]→[設定]→[Groovy]を選択、[Use monospace font for JUnit]のチェックを入れる。これで等幅フォントで実行結果が表示されるようになる。

注:Groovyのバージョンについて

注:2012年08月現在、Groovyのバージョンが2.0.xだと以下の様にエラーが出てしまい先に進めませんでした。
Spockを利用される場合、ひとまず1.8.x系の環境を用意して実践する事をオススメします。

切替は[ウインドウ]→[設定]→[Groovy]→[コンパイラ]で設定可能。


プロジェクト作成〜テスト実施

  • 新規Javaプロジェクトを作成。(例:HelloSpock)
  • 同様にJUnitのJARファイルをダウンロード、プロジェクトのビルドパスに追加。(※下記公式から入手するも良し、Quick JUnitプラグイン経由で入れるも良し)


  • 任意のパッケージを作成し、新規でGroovyクラスを作成。

  • この時点では、『プロジェクトがGroovyのじゃないよ!』と怒られる(画面上部のメッセージ)が、気にせず作成してしまう。

  • エラーが出た。

  • プロジェクトを右クリックし、Groovyライブラリを追加する。これでエラーは解消されるはず。



  • クラス名を右クリック→JUnit実行でテスト実行。ちゃんとグリーン。

  • 敢えて内容を書き換えてレッドにしてみる。トレース情報もちゃんと出ている。