Groovy製BDDフレームワーク『Spock』開発環境構築手順(※Eclipse ver.)
Spock公式サイト『Getting Started』のEclipseに関する部分を実践する形でエントリとして上げてみた。幾つかポイントもあったのでメモ。
事前準備
まずはEclipseインストール。
- 開発環境構築メモ(Eclipse3.7/Pleiades All In One) - Shinya’s Daily Report
- Mac OS X 開発環境構築手順:Eclipse3.7インストール&日本語化設定 - Shinya’s Daily Report
そして、Eclipse Groovy Pluginをインストール。
Eclipse起動後、Groovyに関する設定をちょこっと変更しておく。[ウインドウ]→[設定]→[Groovy]を選択、[Use monospace font for JUnit]のチェックを入れる。これで等幅フォントで実行結果が表示されるようになる。
注:Groovyのバージョンについて
注:2012年08月現在、Groovyのバージョンが2.0.xだと以下の様にエラーが出てしまい先に進めませんでした。 Spockを利用される場合、ひとまず1.8.x系の環境を用意して実践する事をオススメします。
切替は[ウインドウ]→[設定]→[Groovy]→[コンパイラ]で設定可能。
プロジェクト作成〜テスト実施
- 新規Javaプロジェクトを作成。(例:HelloSpock)
- SpockのJARファイルをダウンロード(spock-example-0.6.zip, 37.0 KB)、プロジェクトのビルドパスに追加。
- 任意のパッケージを作成し、新規でGroovyクラスを作成。
- この時点では、『プロジェクトがGroovyのじゃないよ!』と怒られる(画面上部のメッセージ)が、気にせず作成してしまう。
- エラーが出た。
- プロジェクトを右クリックし、Groovyライブラリを追加する。これでエラーは解消されるはず。
- 作成したクラスにコードを追記。
- クラス名を右クリック→JUnit実行でテスト実行。ちゃんとグリーン。
- 敢えて内容を書き換えてレッドにしてみる。トレース情報もちゃんと出ている。