GlassFish v3(3.1.1)インストール、Eclipseプラグイン導入

この日時点での最新(v3.1.2)を導入しようと思ったのですが、Eclipseプラグインの方が対応してないっぽかったので1つ前のバージョンで構築。基本的には上記エントリと変わらない流れなはず。

GlassFish v3(3.1.1)インストール

以下のページにアクセスし、インストーラ(glassfish-3.1.1-windows-ml.exe:63MB)をダウンロード。


  • はじめに:『次へ』を選択。

  • インストールのタイプ:『カスタムインストール』を選択。

  • インストール:『インストールと設定を行う』を選択。

  • インストールディレクトリ:任意の値を設定。ここでは『C:\glassfishv311』とした。

  • JDKの選択:インストール済みのJDKを一覧から選択。

  • 更新ツール:そのままで『次へ』を選択。

  • インストール可能:『インストール』を選択。

  • インストール中…。

  • 構成:『サーバドメインを作成する』を選択。

  • ドメイン情報:任意の値を設定。ここでは、『ポート番号』のみ既存の頻繁に利用するものと被らないように『18080』とした。

  • 設定反映中。しばらくすると完了するので『次へ』を選択。

  • インストール完了。『終了』を選択。

※尚、インストール完了と同時にOracleのオンラインアカウント登録を進められる場合があるので、必要に応じて登録を済ませておくと吉。

アクセス確認

  • インストール完了と同時にサーバが起動されているので、指定したポートを含むURLでアクセス。上記の場合、管理コンソールのURLは http://localhost:4848 となる。

  • ユーザ名/パスワードを入力し、ログイン完了。

  • HTTPポートで設定した側も確認。

GlassFish Eclipseプラグイン導入

  • しばらく待つとフィーチャーの確認画面に。『次へ』を選択。条項に同意し、[完了]を選択。しばらくインストール作業が掛かり、再起動を促されるので従う。

  • インストール完了。


  • サーバビューを表示、右クリック→[新規]→[サーバ]を選択。

  • 新規サーバの選択。ここでは『GlassFish Server Open Source Edition 3(Java EE 6)を選択。その他はそのままで[次へ]を選択。

  • サーバ上のリソース追加設定。初期状態では追加するものが無いのでここはそのまま『完了』を選択。

  • 設定完了後。サーバを指定して諸動作が実行可能。

  • …がしかし、起動するとコンソールが文字化けしている。サーバをダブルクリック→サーバ設定の[起動構成を開く]をクリック→"共通"タブのエンコード欄の設定を[MS932]に変更→適用を選択。

  • 設定完了後サーバを再起動。コンソールのログがキチンと日本語表示されている事を確認。


ここまで完了すると次はJava EE 6テクノロジーを実際に体験、写経へと移るのだろうけれど、どの書籍・情報を参考にするのが一番良いんだろうね?英語書籍等も過去出ていた様だけれど、今だとこの日本語書籍が一番スムーズなのかな?あとは各種Web情報か。

Beginning Java EE 6~GlassFish 3で始めるエンタープライズJava (Programmer's SELECTION)

Beginning Java EE 6~GlassFish 3で始めるエンタープライズJava (Programmer's SELECTION)

以下の書籍Webページから、目次情報を抜粋してみる。

第1章 Java EE 6 の概要
1.1 Java EEとは
1.2 Java EE 6の新しいキーワード
1.3 CD-BookStoreアプリケーション
1.4 環境のセットアップ
1.5 まとめ

第2章 Javaと永続化
2.1 JPA仕様の概要
2.2 エンティティ
2.3 すべての要素を使用する
2.4 まとめ

第3章 オブジェクト・リレーショナル・マッピング
3.1 エンティティのマッピング方法
3.2 基本的なマッピング
3.3 XMLによるマッピング
3.4 組み込み可能オブジェクト
3.5 リレーションシップ・マッピング
3.6 継承のマッピング
3.7 まとめ

第4章 永続オブジェクトの管理
4.1 エンティティをクエリする方法
4.2 エンティティ・マネージャ
4.3 JPQL
4.4 クエリ
4.5 同時実行
4.6 まとめ

第5章 コールバックとリスナ
5.1 エンティティのライフサイクル
5.2 コールバック
5.3 リスナ
5.4 まとめ

第6章 Enterprise JavaBeans
6.1 EJBとは
6.2 EJB仕様の概要
6.3 すべての要素を使用する
6.4 まとめ

第7章 セッションBeanとタイマサービス
7.1 セッションBean
7.2 タイマサービス
7.3 まとめ

第8章 コールバックとインターセプタ
8.1 セッションBeanのライフサイクル
8.2 インターセプタ
8.3 まとめ

第9章 トランザクションとセキュリティ
9.1 トランザクション
9.2 EJBでのトランザクションのサポート
9.3 セキュリティ
9.4 EJBでのセキュリティサポート
9.5 まとめ

第10章 JavaServer Faces
10.1 JSFとは
10.2 Webインタフェース仕様の概要
10.3 すべての要素を使用する
10.4 まとめ

第11章 ページとコンポーネント
11.1 Webページ
11.2 JavaServer Pages
11.3 式言語(EL)
11.4 JSP Standard Tag Library
11.5 Facelets
11.6 JavaServer Faces
11.7 まとめ

第12章 処理と画面遷移
12.1 MVCパターン
12.2 マネージドBean
12.3 型変換と検証
12.4 Ajax
12.5 まとめ

第13章 メッセージの送信
13.1 メッセージとは
13.2 メッセージングの仕様の概要
13.3 メッセージを送受信する方法
13.4 Java Message Service
13.5 メッセージ・ドリブンBean
13.6 すべての要素を使用する
13.7 まとめ

第14章 SOAP Webサービス
14.1 SOAP Webサービスとは
14.2 SOAP Webサービス仕様の概要
14.3 SOAP Webサービスを呼び出す方法
14.5 内部動作
14.6 Java API for XML-Based Web Services
14.7 すべての要素を使用する
14.8 まとめ

第15章 RESTful Webサービス
15.1 RESTful Webサービスとは
15.2 RESTful Webサービスの仕様
15.3 RESTの手法
15.4 Java API for RESTful Web Services
15.5 すべての要素を使用する
15.6 まとめ

付録 Java EE 6 ハンズオンラボ
A.1 はじめに
A.2 問題の提示
A.3 テンプレートWebアプリケーションの構築
A.4 JPAエンティティの生成
A.5 データベースへアクセスするEJBの作成
A.6 EJBテスト用サーブレットの作成
A.7 CDIの有効化、EJBの式言語インジェクション対応
A.8 JSF 2/Faceletsベースのビューの作成
A.9 JAX-RSによるRESTfulリソースの公開
A.10 おわりに