第5回スクラムプロダクトオーナー勉強会に参加してきた #postudy

世間的には『ポッキーの日』『デスブログ管理人の誕生日だと…オワタ』的な感じで賑わいを見せている中、各週で開催されている第5回プロダクトオーナー勉強会にこの日は参加してきました。

場所は毎度お馴染みTIS株式会社。この日は40人参加枠で35人程度の参加申込が当初あったのですが、仕事の都合や体調の都合等で直前キャンセルが相次ぎ、最終的には26〜7人の参加となりました。年末に向けて忙しくなりつつもありますし、またここ最近は風邪等も各所で流行っているようで…やむを得ない部分ではありますね。^^;


今回取り組むテーマには『ペルソナ/プラグマティックペルソナ』。前回第4回でのアンケート?の中に希望のご意見があったので今回取り上げた形のようです。

概要文から抜粋した『ペルソナ』及び『プラグマティック・ペルソナ』はこんな感じ。

「ペルソナ」とは、
架空の顧客像。詳細に設定した顧客のプロフィールを担当者間で共有し、
人物像への理解を深めることでマーケティング方針を統一する手法。
(〜ITPro IT経営用語 より〜)
「プラグマティック・ペルソナ」とは、
協調ワークショップによって作り出される
シンプルなペルソナのスケッチ。
作り出すプロセスは、ワークショップの参加者から、
そのテーマに即した業務知識・経験・仮説を引き出す。

また、今回参加する際にWeb上でめぼしいサイト無いかな〜とざっくり調べた感じだとこの辺りが分かり易そうな感じですかね。英語サイトについてはYahoo翻訳等で全体を把握してみると良さげかも。内容的には良くまとまっているような気がします。

勉強会開始前の余興:〜大阪マラソン2011を完走して〜

本編が始まる前に『余興』として、主催者であるfullvirtue(TwitterID:@fullvirtue)さんが先日行われた大阪マラソン2011に参加し見事完走された件に関しての報告を少々。


本編

本編開始に先立って、ここまでPO勉強会皆勤で参加されていたYasunobu Kawaguchi(TwitterID:@kawaguti)さんが都合により参加出来ず。当日は大阪に居り、『スカイプで聞くよ〜』とスカイプでの中継(大阪←→竹芝)を行う事に。勉強会の時間の間は川口さんに聞いて頂けてたようです。


また、今回配布された資料には『プラグマティック・ペルソナ及びプラグマティック・ペルソナ作成に関する説明』が参加者全員に配布されました。こちらはCSPO研修時に用いられた関連資料を川口さんが日本語訳してくださったものになります。(川口さん、ありがとうございます!) 資料としてWebにアップロードする予定は無く、また『(翻訳した資料について)何かフィードバックがあれば欲しい』との事ですので中身についてはモザイク処理で伏せさせて頂こうと思います。

前回までの復習

冒頭は毎回の勉強会同様、前回までのおさらい。第2〜3回の内容を踏まえつつ、第4回は同じテーマでユーザー見積もりを実施した件について説明。(※内容詳細については以下のレポートをご参照ください。)

プラグマティックペルソナ解説

ワークショップに先立ち、今回のテーマとなる『ペルソナ/プラグマティック・ペルソナ』の簡単な解説がありました。以下メモ。

  • ペルソナとプラグマティックペルソナの違い。(※参加者の意見)
    • ペルソナ
      • 使ってくれそうな人なら何でもあり。
      • 実際の人にインタビュー−した結果を集めたもの
      • 対象業務が分からなくても仮定して
    • プラグマティックペルソナ
      • 使ってくれそう、喜んでくれそうな人
      • 代表的な役割
      • ドメインエキスパートから得た知識を元に仮想から始める
      • 対象業務が分かっている人同士で書くもの


そしてワークショップへ。今回は基本2人1組での作業となりました。(過去参加経験者&初参加者の組み合わせとなるようにある程度調整しつつの席決め)

ワークショップ #1

まずはウォーミングアップ。

今日仕事が終わってからこの勉強会にくるまでに使った	
交通手段を利用中のあなたの様子を絵に描いて表現してください。
(個人ワークショップ)	

個人的にはタクシーで10分〜15分というとても近い場所からタクシーで来ていたというのもあり、イメージとしてはこの図しかありませんでした。タクシーに乗りスマホをいじるの図(笑)

ワークショップ #2
2人1組×2組の計4人(場合によっては5人)で書いた絵を元に自己紹介。

今回ペアとなったかたはEtsu(TwitterID:@e_mumble)さん。先日CSPO研修を受け、その後この勉強会の存在を知り今回初参加されたそうです。他の4人組となった方々はKIMURA Takao(TwitterID:@tw_takubon)さん、**ぃゎぉ(TwitterID:@iwaord)さんと言った面識のある方々でした。:-)

ワークショップ #3
2人1組で、語り手と聴き手の役割を決める。
語り手は、PO勉強会に参加した理由を話し、聞き手はそれをA4用紙に記載。
終わったら役割を交代。

ワークショップ#2:自己紹介の部分で若干ネタ的には被っていたかな?改めて関連する部分を各自話し、聞き手がそれを書き留めると言う作業を手短かに行いました。

ワークショップ #4
『PO勉強会に参加する人のタイプ』を、2人1組でディスカッションしながら思いつく限りのタイプを列挙。


参加者全員が共通認識を持たせられるようなペルソナは何か、とfullvirtue(TwitterID:@fullvirtue)さんが考案したのがこのお題。これも短時間で、有り得そうな人物像を洗い出していきます。(6)については若干のネタ集もw

ワークショップ #5
他のテーブルを回り、自分のテーブルのペルソナに足りなかった観点や新たに気付いた観点があればA4用紙に追記。
またその時に付いていたペルソナに★(or印)を付ける。

各テーブルで繰り広げられた作業内容を見て回り、足りない点・新たな発見を得るためのワークショップ。共通する所、チーム独自の視点等様々あり、『あ〜、そういう人も確かに居るわ』といった発見も。

うちのチームで一番投票数が多かったのは御覧の通り『Twitterをやっている人』。他にも幾つか(10票以上の)多くの票を集めたものの発表もあったりしました。

ふりかえり

KPT形式で今日の勉強会を振り返り。

今回は1時間半程のワークショップでしたが、実際の環境ではもう少し長丁場で時間を掛けてやるものだそうです。また今回川口さん翻訳の日本語資料が配布されましたが、ワークショップではその資料に踏み込む形で深掘り・範囲を広げる段階までは行けず。作業段階的にも『(プラグマティック)ペルソナ作成の前段階』なワークショップの位置付けのようでした。

となると、『もうちょっとペルソナやりたい』となる訳ですが、@fullvirtueさん曰く、次回第6回も『ペルソナ』に関するテーマで開催の方向のようです。お題も募集中との事で、次回も参加される方、第6回に是非参加してみたい方は『ペルソナのお題』アイデアを考えつつ参加されてみては如何でしょうか。(※お題は参加申込時にアンケートで募るそうです。)

※ちなみに次回開催予定(第6回)は 2011/11/25(金)18:45〜20:30 となっております。ハッシュタグ #postudy で情報が公開されると思いますので、気になる方は要チェック!です。


@fullvirtueさん、ワークショップで一緒に作業された皆さん、今回勉強会に参加された皆さん、ありがとうございました!(懇親会については諸事情により参加せずでした)