『ヒアアフター』を観てきた


冷たい熱帯魚』とどちらを観ようかまよったのですが、結果的にこっちを観ることに。

まず、観終わった後の感想としては『…え?(・_・ )』の一言。呆気に取られてしまいました…。

唐突感のある…ん〜、唐突とも違うな。淡々とした展開の中でさら〜りと終わってしまった感があったので『おいおい…それで終わっちゃうのかよ?』と心の中で突っ込み入れてしまいました。

冒頭の大津波襲来シーン、料理教室でのペアを組んだ女性との一連のやり取り(女性役の人は『ターミネーター4』ケイトコナ−を演じたブライス・ダラス・ハワード。イメージ違うね。【女優】ブライス・ダラス・ハワードの写真、画像 - NAVER まとめを観るとその時々でホントガラリと変わってる)のウキウキ感からの…とか見応えポイントは幾つかあったものの、結局何が言いたかったのか自分としてはいまいち良く分からなかった、というのが正直な印象でした。

この作品を観ようかという気になったのも、鑑賞日同日に『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』内コーナー『シネマハスラー』での論評対象作品がこの『ヒアアフター』だったから、というのがありました。

鑑賞後、MCである宇多丸(RHYMESTER)がどの様に映画を斬って行くのか、というのは気になるところでした。ポッドキャストは以下。

トーク内でも『どう評価して良いか分からない』『良作なのか駄作なのかすら分からない』という意見が多く挙がっていたので、その点についてはちょっと安心(笑)

展開が読めない、締めの予測が付きにくい、という点がこの辺りの感想に行き着いた理由にもなっていたようです。

宇多さんの映画解説を聞いてみたり、改めて映画パンフレットを読み返してみると、成る程自分がこの映画について期待していた展開・内容は若干方向性の違ったものであったのだなぁと実感。分かりやすい展開で楽しませる、ってよりは問題を提示して観客に考えさせる映画なのですね。


もう1本観ようと思っていた『冷たい熱帯魚』、神奈川県ではTOHOシネマズ ららぽーと横浜でしか上映してないんだよな〜。仕事上がりに都内(のどこか)で観るべきか休日にここで観るか悩むところ。次週シネマハスラー対象作品が『英国王のスピーチ』なので、こちらも観てみたいと言えば観てみたい。


あと、やはり気になるのが4/1公開のこの作品ですね。

公式サイトも徐々にコンテンツが増えている模様。予告編映像もテンション上がります。