Java/Eclipse開発環境インストール @Windows7 64bit環境

購入した新PCのOSがWindows7且つ64bit環境である事から、これまでのOS環境とは若干勝手が異なる模様。

って事でその際の手順を残していこうかと思います。



まずは、そのまま32bit環境のJava/Eclipseをインストール出来るのかどうか確認。

JDK6(32bit)インストール

こちらからダウンロード画面に進み、[Platform:Windows]でインストールファイルを入手。(jdk-6u21-windows-i586.exe, 75.91MB)

ファイルを実行かけてインストール作業を進めようとした所、以下のダイアログが表示されてしまい先に進めませんでした…。

Windows7/Java 32bitで検索掛けてみると導入出来ているケースもあるようですが、今回のケースでは無理なのでしょうか。

JDK6(64bit)インストール

と言うことで、次に64bit環境での導入に挑戦。
上記同様64bit版も最新のバージョンは1.6.21なのですが、Eclipse3.6との相性がどうやら宜しくないらしいので、1つ前のJDK1.6.20でEclipse3.5/3.6環境を構築する方向で進めてみようかと思います。

This build requires a 64-bit JVM, and will not run with a 32-bit JVM.
You can, for example, use the Sun 64-bit 1.5 JVM for AMD64.  Note
that the Sun 1.4.2 JVM for AMD64 is 32-bit and therefore cannot be
used to run this build.

The Eclipse 3.3 - 3.6 launchers for Windows have a problem with the Oracle/Sun Java VM version '1.6.0_21'. You have two choices to work around this:

1. switch back to '1.6.0_20'
2. add the following line after "-vmargs" to your eclipse.ini:
-XX:MaxPermSize=256m

See https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=319514 for more details.

過去バージョンのJDKインストールファイルは以下のURLから入手可能。[Java Platform Standard Edition(Java SE)]→[JDK/JRE - 6]の記述がある箇所のプルダウンから[6 Update 20]を選択し、[GO]ボタンを押下。遷移後のページで[Download JDK]のリンクを押下、[Platform: Windows X64]を選択しファイルを入手。(jdk-6u20-windows-x64.exe, 67.22 MB)

入手したファイル[管理者として実行]でインストール開始。ディレクトリは以下の内容で導入。

JDK C:\jdk1.6.0_20
JRE C:\jre1.6.0_20

インストール完了後は環境変数を設定。内容は以下の通り。

JAVA_HOME C:\jdk1.6.0_20

環境変数設定後はコマンドプロンプトを起動し、バージョンが表示される事を確認。

Microsoft Windows [Version 6.1.7600]
Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation.  All rights reserved.

C:\>java -version
java version "1.6.0_20"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_20-b02)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 16.3-b01, mixed mode)

C:\>

まぁ、この辺はお決まりの手順なので改めて詳細書かずとも…という感じでしょうか。入手ファイルが異なる位。

Pleiadesのインストール…

公式サイトから3.5及び3.6のファイルを入手して解凍、起動してみたものの…

やはりもの自体が32Bit対応のものなので、64Bitではそのままでは動かないんでしょうかねぇ…。何か対策があるのかもしれないですが、とりあえず保留で別の方法を探ります。

これらの手順によると、Eclipse Classicを配備→Pleiadesプラグインを上書き、という手順を踏むようです。

Eclipse3.5 Classic導入 → Pleiades 3.5 情報上書き

  • [Older Versions]のリンクを押下。

  • v3.5.2のリンクを押下。

  • [Eclipse Classic 3.5.2]のリンクを押下。

  • Windows 64-bitのリンクを押下、ファイルをダウンロード。(eclipse-SDK-3.5.2-win32-x86_64.zip, 163MB)

  • ダウンロードしたファイルを解凍し、適当なパスに配置。ここでは[C:/eclipse3.5]とした。eclipseをひとまず起動し、ワークスペースを指定。

  • Eclipse起動。メニューは英語/初期設定のまま。

-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.0.201.R35x_v20090715.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_64_1.0.200.v20090519
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-vm                           【←追加】
C:/jdk1.6.0_20/bin/javaw.exe  【←追加:導入済みのJDKパス/bin/javaw.exeを指定】
-vmargs                         【←追加】
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.5  【←追加】
-Xms256m  【←変更(数値はお好みで)】
-Xmx1024m 【←変更(数値はお好みで)】
-javaagent:dropins/MergeDoc/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar 【←追加】
  • eclipse\eclipse.exe -clean.cmdを実行しEclipse起動。問題なければこの時点で起動時のスプラッシュも変わっているはず。ワークスペースの設定ダイアログに関しても日本語表示となっている事を確認。

  • 起動直後。

  • [ようこそ]ウインドウを閉じた状態。諸々のプラグインが設定済みとなっている事が確認出来る。


Eclipse3.6 Classic導入 → Pleiades 3.6 情報上書き

基本的な3.5と変わらないはず。

  • Eclipse Classic 3.6.1 の欄にある[Other Downloadsリンクを押下。

  • [Windows(x86_64)]の欄にある[http]のリンクを押下。

  • 遷移したページの[Download]リンクを押下。

  • 起動直後。英語表記のまま。

-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.1.0.v20100507.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_64_1.1.1.R36x_v20100810
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
--launcher.defaultAction
openFile
-vm                            【←追加】
C:/jdk1.6.0_20/bin/javaw.exe   【←追加:導入済みのJDKパス/bin/javaw.exeを指定】
-vmargs                        【←追加】
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.5 【←追加】
-Xms256m                       【←変更(数値はお好みで)】
-Xmx1024m                      【←変更(数値はお好みで)】
-javaagent:dropins/MergeDoc/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar 【←追加】
  • eclipse\eclipse.exe -clean.cmdを実行。日本語化されている事を確認。

  • 起動直後。

  • [ようこそ]ウインドウを閉じた状態。



ひとまず初期状態の環境としてはこれらの手順で行けそうな感じです。あとは各種プラグイン・環境を追加していく際にどうなるかですね。
その辺の導入・作業ログも残して行ければと思います。