GlassFish v2 インストール手順

v3のインストール及び初期環境構築のエントリを書くついでに、前バージョン(v2)の方も触っておこうかなと。

メインはv3になるんだろうけど、その前にv2を触っておくことは良いことだろうし、資格取得の面でもJavaEE5の内容に触れる事はアリでしょう。

ってことで導入手順。

  • インストールファイルの入手。下記ページから実行ファイルをダウンロード。(glassfish-installer-v2.1.1-b31g-windows-ml.jar, 77.9MB)
  • ダウンロードしたファイルを任意のフォルダに配置。今回はC:\glassfishv2にファイルを置いた。
  • コマンドプロンプトを起動し、上記のフォルダに移動後、以下のコマンドを実行。
C:\glassfishv2>java -Xmx256m -jar glassfish-installer-v2.1.1-b31g-windows-ml.jar
  • 直後にダイアログ起動。一番下までスクロールさせ、[accept]を押下。(※チェックボックスは任意。auto-が嫌だったのでここでは外してみた)

  • ファイルの解凍が始まる。[installation complete]と出れば終了。
C:\glassfishv2>java -Xmx256m -jar glassfish-installer-v2.1.1-b31g-windows-ml.jar
:
:
glassfish\updatecenter\lib\swing-layout-1.0.1.jar
glassfish\updatecenter\lib\updatecenter-gui.jar
glassfish\updatecenter\lib\updatecenter-javahelp.jar
glassfish\updatecenter\lib\updatecenter.jar
glassfish\updatecenter\registry\SYSTEM\local.xml
installation complete
  • Javaの環境設定が済んで居ることを確認後、ディレクトリ移動。antファイルを実行。
C:\glassfishv2>echo %JAVA_HOME%
C:\jdk1.6.0_20
C:\glassfishv2>cd glassfish
C:\glassfishv2\glassfish>lib\ant\bin\ant -f setup.xml
  • ant実行結果が『BUILD SUCCESSFUL』となればインストール完了。
:
set.env:

remove.domain.xml:
     [echo] Deleting File -> C:\glassfishv2\glassfish/lib/install/templates/developer/domain.xml
   [delete] Deleting: C:\glassfishv2\glassfish\lib\install\templates\developer\domain.xml

create.domain:
     [exec] Admin のポート 4848 を使用しています。
     [exec] HTTP Instance のポート 8080 を使用しています。
     [exec] JMS のポート 7676 を使用しています。
     [exec] IIOP のポート 3700 を使用しています。
     [exec] HTTP_SSL のポート 8181 を使用しています。
     [exec] IIOP_SSL のデフォルトポート 3820 を使用しています。
     [exec] IIOP_MUTUALAUTH のデフォルトポート 3920 を使用しています。
     [exec] JMX_ADMIN のデフォルトポート 8686 を使用しています。
     [exec] 設定ファイルの変数 AS_ADMIN_PROFILE による の指定どおりにプロファイル developer を使用してドメインを作成しています。
     [exec] ------ プロファイル [developer] を使用してドメインの作成中 ------
     [exec] カスタムプロファイルの XML 処理: ベースドキュメント [C:\glassfishv2\glassfish\lib\install\templates\default-domain.xml.template]。プロファ
イル名 [developer]。処理プロパティー [domain.xml.style-sheets]。
     [exec]
     [exec] 指定されたロケール [ja_JP] のファイルが [C:\glassfishv2\glassfish\lib\install\templates\locales\ja_JP\index.html] に見つかりませんでした。
デフォルト (en_US) の index.html を使用します。
     [exec] 使用するセキュリティーストア: JKS
     [exec] ドメイン domain1 が作成されました。
     [exec] ホスト [localhost] およびポート [4848] の管理ログイン情報を、指定された証明書で上書きしています。これは create-domain コマンドの実行時に -
-savelogin オプションが使用されたためです。
     [exec] このドメイン [domain1] の管理ユーザー名 [admin] に関連するログイン情報が [C:\Users\xxxx\.asadminpass] に正常に格納されました。
     [exec] このファイルが保護されたままであることを確認します。このファイルに格納された情報は、このドメインを管理するために asadmin コマンドによって
使用されます。
   [delete] Deleting: C:\glassfishv2\glassfish\passfile

BUILD SUCCESSFUL
Total time: 1 minute 2 seconds
C:\glassfishv2\glassfish>
  • ドメインの確認。初期インストール段階では[domain1]が作成されている。
C:\glassfishv2\glassfish\bin>asadmin list-domains
domain1 実行していません
コマンド list-domains は正常に実行されました。
C:\glassfishv2\glassfish\bin>asadmin start-domain domain1
ドメイン domain1 を起動しています。お待ちください。
デフォルトのログの場所は C:\glassfishv2\glassfish\domains\domain1\logs\server.log です。
出力を C:/glassfishv2/glassfish/domains/domain1/logs/server.log にリダイレクトしています
ドメイン domain1 はクライアントの要求を受信する準備ができています。追加のサービスがバックグラウンドで開始されます。
ドメイン [domain1] はその設定で [Sun GlassFish Enterprise Server v2.1.1 ((v2.1 Patch06)(9.1_02 Patch12)) (build b31g-fcs)] を実行しています。ログは [C
:\glassfishv2\glassfish\domains] にあります。
管理コンソールは [http://localhost:4848] で使用できます。
"asadmin" コマンドにも同じポート [4848] を使用します。
ユーザーの Web アプリケーションは次の URL で使用できます:
[http://localhost:8080 https://localhost:8181 ]。
次の web-contexts を使用できます:
[/web1  /__wstx-services ]。
標準の JMX クライアント (JConsole など) はドメイン管理のために JMXServiceURL:
[service:jmx:rmi:///jndi/rmi://xxxxLetsNoteY7:8686/jmxrmi] に接続できます。
ドメインは少なくとも次のポートで接続を待機しています:
[8080 8181 4848 3700 3820 3920 8686 ]。
ドメインはアプリケーションサーバークラスタおよびその他のスタンドアロンインスタンスをサポートしません。
  • ※サーバ停止は asadmin stop-domain [ドメイン名]。
C:\glassfishv2\glassfish\bin>asadmin stop-domain domain1
ドメイン domain1 が停止しました。
C:\glassfishv2\glassfish\bin>

  • 管理コンソール画面は http://localhost:4848、ユーザ名:admin/パスワード:adminadmin。